監視員!?


今年は梅雨時期に降雨が少なく、樹木への影響を心配しておりましたが、梅雨明け後は晴天が少なく、どんより天気でジメジメした夏が続いており、今までの四季のある温暖気候とは年々少しずつ変化してきているように感じております。

さて先日、とあるお客様の植木のお手入れを実施しておりますと、後方に強い刺さるような視線を感じました!!
これはお客様が手入れ状況を見ていられるのだと思い、より一層の緊張感を持って仕事を実施しておりました。
ある程度の所でお客様の表情を見てみようと思い振り返ると・・・

エッッッッッッ!?まさかっ・・・!?

そこにはお客様はおられず、塀の上で私の仕事姿をじっと眺めているネコの姿がございました。

少し気恥ずかしい気分になりましたが、ネコにも満足してもらえるように仕事を続け、お客様にも満足して頂けました!!

エコグローブの効果


雑草に手間取る時期になりました。取ってもとっても出てくる雑草、本当に大変です。

雑草防止策に、防草シートなどもありますが、砂利とセットでないと、見ばえが良く無かったり、剥がれてきたりと、また砂利とセットだと金額が高くなったりしますよね。

一石二鳥ではございませんが、剥がれることなく、比較的長い期間防草できるエコグローブを最近ではご紹介しております。

施工方法はシャワー工法と練り工法があるのですが、シャワー工法は施工が楽ですが、練りよりも劣化が早いデメリットがあります。練り工法は、比較的丈夫ではありますが、施工に少し手間が掛かるため価格が高くなります。もしご興味が湧かれることがありましたら、是非お問い合わせください。

切株


大きなケヤキが枯れてしまい、3月に伐採を致しました。

ひと休み用の荷物置きなどと考えて、切株を残しておきました。

先日、近くを通り見てみると、ちょうど休憩中の子供連れの方がおられ

思ったような、使い方をさせており、残して良かったなぁと思いました。

落葉のリサイクル


昨年より、都内のあるオフィスビルで、回収した落葉をビル施設内で堆肥化する取り組みをはじめました。

生活の場に近いこともあり、大きな堆肥場は設けられないため、堆肥化バッグを導入しました。

このようなバッグでも1年積むとしっかりとした腐葉土ができます。

できあがった腐葉土は、施設内の樹木周りに施用して利用しています。

施設内で物質循環が成り立っており、ゴミ削減だけでなく、樹木にも優しいという優れものです。

枝を入れると堆肥化が遅くなってしまうため、現在は落葉のみを堆肥化していますが、それでも十分な成果があると感じています。

今回の取り組みは、ゴミの排出量を少しでも減らすために、お客様よりご依頼をいただきました。

同じような事例でお悩みの方がいらっしゃいましたら、ご相談下さい。

BONSAI


2か月前になりますが、東京都美術館で開催されていた国風盆栽展に行ってきました。

盆栽をじっくり見るのは初めてでしたが、いつも見ている外の樹木とは違い、小さな鉢の中に大きな世界が表現されていました。

盆栽といえば松というイメージでしたが、他にもサツキ、イチイ、カリン、ヒメシャラ、ケヤキなど、いろいろな樹種の作品が展示されていました。

立派な五葉松の立ち上がり

細かい枝で綺麗に形作られたケヤキ

盆栽は毎日細かな管理が必要です。

自然風でありながら、自然のものよりも美しく仕上げられた作品に魅了されました。

いよいよ春の到来


3/5の日曜日、休日を利用して、久しぶりに成城学園前周辺をぶらぶら散歩。きれいになった駅ビルを散策してると、屋上庭園の看板が目につき、足をのばしました。

屋上にしてはしっかりと土も入れられていて、高木類がたくさん植わっていました。
限られた空間で、しかもオシャレな店舗が軒を連ねる同じフロアでの管理とあって、おそらくかなりの剪定頻度で管理されてるように見えました。

近代的な施設と自然との共生は、それなりに管理コストがかけられているんだろうなと、植わっている木々の様子をみて感じました。
とくに雑木林の庭は、落葉樹が、所狭しとすごい密度で植えられていて、お互いに干渉しないようみんなきれいに切り戻されていました。


いろんな事情でそういう管理方法になったんだと思いますが、ちょっと落葉樹らしいやわらかい枝ぶりが見れなくて、少しかわいそうな感じがしました。

緑地の保全には熱心な世田谷区の中でも成城学園前駅周辺は、自然がよく保存されているエリアですが、保存の方法はよくよく考えたいものです。

山茱萸とミモザが、上品に花をつけていました。

都内も徐々に華やいできました。いよいよ春の到来ですね!!

お出かけも楽しい時期になってきました。自分だけのお花見スポットを見つけるのもいいかもしれませんよ~。

木って何?


表題のように誰かから尋ねられたら、皆さん何と答えますか?学生の頃から樹木に接し始めて今年でもう20年(おっさんです)。自分自身の中では、はっきりと腑に落ちる答えが未だにありません。まだまだ理解も経験も足りていませんが、樹木そのものをより詳しく理解し、さらに実際に接していくことで、樹木ってこういうもの…なのかなぁと自分で納得できるような答えがいつか見つかるはず、と思っています。一個人の勝手な興味に過ぎませんが、そのためにはまずは勉強をしないといけません。ただ、一人で勉強するよりも、せっかくなので会社のみんなも巻き込んでしまおう、さらにはもっと広がった話もできるような場が作れれば良いなと思い、社内での勉強会を2月から開催していくことにしました。まずは写真の樹木学(ピーター・トーマス著)等を参考に、普段行っている剪定に関わる幹と枝の構造について、勉強していく予定です。普段の業務にも活かせるように頑張ります!

 

11月に雪?!


11月の降雪は東京都心では54年ぶり、積もるのは観測が始まった1875年以来初めてとのことで、震え上がりました。今が盛りのサザンカも、車のボンネットに積もった初雪の白さに赤い花びらがいっそう鮮やかですが、さすがに寒そう。

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小杉造園ではこの時期に、稲わらを編み、寒さに弱いソテツなどに帽子のようにかけて霜などから守る「わらぼっち」を作ります。今回の降雪は想定外の早さで、作業を急いでおります。

「植栽の寒さ対策は何をしたらいいの?」とお悩みのお客様、お気軽にご相談ください。

サクラ


個人宅のお客様から、サクラの枝が隣地に越境しているので剪定をして欲しいとご相談を頂きました。

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作業箇所は重機を使うスペースがなかったので、今回は人力作業です。

切る枝が下に落ちない様に切る枝の上部にある枝にロープを引っかけ滑車代りにして枝を剪定して、安全に注意をしつつ作業をさせて頂きました。

サクラ等の剪定は、樹木へのダメージを軽減させる為に剪定時期の事もありますので、大きな枝の剪定をお考えの時は、お早めのご相談をお勧めします。

樹齢400年


先日、機会があり、御殿場の方に行ってまいりました。

天気も良く、東山旧岸邸内を散策していたのですが、そこでひときわ大きい椿を発見!樹齢400年の椿、「太郎冠者」でした。

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この椿は今年の三月に移植されたもので、岸元首相が生前、移植を望んだものの、当時は叶わず、約50年の歳月を経て、元首相の想いが叶い、目出度く移植されたという事です。

時期が合えば、次は花を咲かしているところを見たいものです。