サクラの冬芽


今シーズンは暖冬と聞いて安堵しておりましたが、ここしばらくの冷え込みの厳しさは、そんな思いを吹き飛ばしてしまうような感じですね。もう少しで新年、体調管理には気をつけねばというところです。閑話休題。先日、汐留のあたりを歩いていて、サクラをマジマジ見ていたら、もう冬芽がしっかり、たくさん、ついている事に、改めて気が付きました。

厳しい冬の寒さと乾燥に耐えて、来年の三月、四月には、この冬芽が大きくなって、花や葉となります。 以前、ご紹介しました推定樹齢200年のサクラの四月に花が咲いているころを見たいと思いましたが、これだけ冬芽がついているところを見たら、このサクラも見たいと思ってしまいました。来春は、花見で忙しくなりそうです。

息の長いグリーンカーテン


アサガオと言えば夏を思い出しますよね。

私も小学校の時に種から育てて花を咲かせた記憶があります。

今年の夏、我が家では西陽のあたる窓際に日陰を作るためアサガオを育ててグリーンカーテンにしました。

このアサガオ、11月も終わろうとしているのに未だに元気に花を咲かせています。アサガオは夏の花というイメージが強いと思いますが花期は長くて6月から11月だそうです。

果たして12月になってもこの勢いで花を咲かせてくれるのか、寒さに負けず頑張れアサガオ!

Quercus palustris


先日駒沢公園に行きましたら、見慣れない形の葉っぱがたくさん落ちておりました。これはコナラの仲間だろうけど日本のものではない…なんだろうと思い、その場で調べたところ、アメリカガシワ(別名:ピンオーク、学名:Quercus palustris)であろうということがわかりました。Quercusはコナラ属のことで、日本ではコナラやミズナラ、クヌギなどの落葉樹、常緑樹のシラカシやアカガシなどがその仲間で、比較的なじみのあるような、良く見るような形の葉をもつ樹種が多いのですが、海外のQuercusは、葉の切れ込みが深かったり、丸みを帯びていたり、つんつんしていたりと、特徴的な形状の葉をもつ樹種が多くあります。駒沢公園は戦前にはゴルフコースだったそうで、もしかしたらその当時に植えられたものなのかもしれないと思いながら周囲を見渡すと、同じ葉っぱがたくさん積もっていて、気付かなかっただけでこのアメリカガシワが意外と多くありました。ちなみに、どんぐりもなかなかかわいらしく丸みを帯びた形です。また、海外のQuercusはちょっと検索すれば、面白い葉っぱがいろいろ見られます。気になられた方は調べてみてください!

実りの季節


街中のいたる所で植栽されており身近な樹木シャリンバイ。
手入れとしては常に刈り込むことが多く、花や実に着目することは少ないのではないでしょうか。
大きく育ったシャリンバイが沢山の実をつけていました。
写真だけ見るとブドウやブルーベリーのようにおいしそうに見えませんか?

気になったので実を割ってみました。

中には大きな種がそのまま入っていました。

食べられる実の部分はほとんどないようです。

実りの季節、いろいろな実を観察してみてはいかがでしょうか。

台湾椿


先日とある現場で撮ったものです。

これは台湾椿(タイワンツバキ)といい、ツバキ科の常緑樹木です。
樹高は15メートルにもなるそうです。

開花時期は10月から2月くらいで、花径10センチくらいある真っ白な花が順次咲き続けます。

この時期落葉樹だと葉っぱが落ちて寂しく感じるので、

お庭にこういう木が1本植わっているだけでも華やかに見える気がしました。

ザクロ


庭木などで見かけることがあるザクロですが、季節的に良く目につきますね。

果皮の中に赤く粒状の実をつけていて、プチプチとした食感と甘酸っぱい味わいが楽しめて健康や美容にもよいみたいです。ギリシア神話にも登場するくらい、昔から人間とつながりがあるザクロ。

日本の気候にも適応しているので自分で育てて観賞してから収穫するのも楽しそうです!

寒木瓜(かんぼけ)


朝晩が寒くなり、冬が近づいて来るのを感じる日々となりました。

植物にとっても厳しい季節となっている中、現場を巡回していると、さりげなく咲いている紅色の花が目に入りました。

今年の春先に植えた寒木瓜(かんぼけ)の花です。

春に咲く木瓜と品種的には変わらないのですが、開花時期が異なります。

今年の春先に植えたのですが、猛暑や台風にも耐えて、無事開花してくれて嬉しい気持ちになりました。

ちなみに俳句では、「木瓜の実」が秋の季語、「木瓜の花」が春の季語、「寒木瓜」が冬の季語だそうです。季節を感じる事ができる植物ですね。

寒い中、健気に咲いている寒木瓜、皆様も探してみてはいかがでしょうか。

椿の実


たくさんツバキの実を集めました。

取って最初は緑の実だったのですが、しばらく置いておくとどんどん割れて、中から種がでてきました。

集めて油でも搾ってみようと思いましたが、なかなか手間が掛かりそうなので、ちょっとそのまま観賞としております。

いずれ、時間ある時でもやってみようとは思いますが、どうでしょうか。

ノシバとコウライシバ


連日台風による被害が報道されておりますが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。

弊社でも倒木発生等のご連絡を多数頂いており、順次対応をさせて頂いております。

まだお伺いできていないお客様にはご不便をおかけしますが、今しばらくお待ち頂ければと思います。

さて、先日お客様のお庭の芝生を拝見したのですが、おや、と思ったので撮影してまいりました。

少し雑草が混ざっていますが、手前がコウライシバで奥がノシバです。当初はノシバだったところにコウライシバを張られたとのこと。

こうして比較してみると違いが分かって面白いですね。ノシバは強健ですが、コウライシバの方が美しい芝生になります。

草種を選ばれる際のご参考になればと思います。

アナナス


パイナップル科グズマニアです。

どこで使うかはわかりませんが、弊社の資材準備場所にありました。

いままで自身で使用することが無かったので、撮ってみました。

パイナップル科を総称して、別名アナナスともいうようです。

赤い方がオスタラ、黄色い方がヒルダとのこと。

他にも色があるようです。