号外)お餅つき~!


071228_17400002 年末のご挨拶を今朝方したのに、号外です。

事務所の前でお餅つきが始まりました~!

いい匂いです。アツアツのお餅、早く食べたい!!!

お餅つきのノウハウを専務が若い衆に教えています。これも技術の伝承?

皆さん、良いお年を!


門松、しめ縄、松竹梅などお正月のお飾りって植物を使ったものが多いですね。それだけ緑は古くから生活に密着し敬ってこられたということでしょうか。

071228_07440001 さて、写真はこれからお客様への年末のご挨拶に持参する松竹梅(梅がメインだから梅飾りか?)です。松は千歳の齢とか縁を待つ、竹は素直な成長、梅は高貴さや繁栄、南天は難を転ずる、センリョウ・マンリョウは子孫繁栄などなど、寄せ植えられた植物それぞれにおめでたい意味を持ち、小さな鉢にワンダーワールドが展開されています。全ての皆さんに年末のご挨拶もかないませんので、写真の松竹梅でご勘弁ください。

今年一年、ご愛読ありがとうございました。来る年もよろしくお願いいたします。皆様のご多幸をお祈りし、ではまた新年にお会いしましょう。

がんばれ、オリーブ!


今日の東京は寒い!週末(年末)は平野部でも雪になるかもしれませんね。

071227_08380001 さて、写真の木は何でしょう?誰が見ても分からないと思いますが・・・オリーブです。立派なオリーブですね。私もカリフォルニアのオリーブ畑以外でははじめてみるサイズです。昨日、あるレストランからお預かりしてきた2本のオリーブちゃんです。

このレストラン、30年以上続くたいへん立派なスペイン料理のお店。店舗の入っているビルの取り壊しに伴って移転を余儀なくされてしまい、このオリーブもお引越しとなりました。お店の歴史と共に大きく育ったオリーブ。お店の方も常連さんにも、さぞかし思い出がつまった木なのだと思います。何とか引越し先でもスクスクと育って欲しい。

しかし冬という季節、オリーブを移植するのに適した時期ではないのです。写真の状況を人間に例えると、厚いタイツをはき、コートを着て、栄養ドリンクを飲みながら、ホテルで養生している感じ。私たちのできることは全て施し、いっしょに我が社の畑で年を越します。お店の皆さんの愛情にも守られ、何とかガンバレ~。年明け、新しいお店の中庭に引っ越した際には、この素晴らしいレストランも合わせてご紹介させていただきますね。

テレビ放映されます!


クリスマスが終わり、いよいよ今年も押し迫ってきましたね。会社の駐車場には、お客様へお届けする門松がズラ~ッとならんでいます。倉庫の奥から、臼と杵も出されてきました。毎年恒例、子どもたちとお餅つきです。

さて、今日はお知らせ。技能五輪国際大会の造園部門金メダリストのお二人が、テレビ出演いたします。皆さん、見てくださいね。下記のお時間、要チェックです。どのような取材をされたのか・・・私も知りません。

2008年1月14日(月)成人の日 19:30~20:44 NHK総合テレビ

成人の日特集「ものづくりはカッコイイ」

011 写真は、当社研修所のある熱海市で、市長さんに金メダル獲得の報告にお邪魔させていただいた際のものです。

クリスマスと植木職人


法被(はっぴ)姿の職人がクリスマスのオーナメントを飾っている姿を想像してください・・・ミスマッチでステキですね。

小杉造園がクリスマスのイルミネーションをお客様にご提案し始めて、もう10数年が経ちます。今では一般のご家庭でも道行く人々に競うほど飾り付けるようにまで普及しましたが、当時はマンションの管理組合さんなどにご提案しても「エッ?」というご反応でした。写真は、あるマンションの中庭で例年飾り付けをさせていただいているモミノキです。これは設計の段階から「シンボルツリー」とするつもりで植えさせていただいたもので、今ではお住まいの方々も楽しみにしてくださっています。これだけ大きいツリーがご自宅で楽しめると圧巻ですね。Photo

私たちは、ただ商売として飾り付けを請け負うだけでなく、子どもたちとオーナメントを飾ったり、点灯式を行ったり、お住まいの方々のコミュニケーションづくりや子どもたちの思い出づくりに一役買えるプラスアルファを心がけています。このことがクリスマスの一つのイベントに留まらず、地域の防犯意識の向上や子どもたちの情操教育の一助となれば、こんなにうれしいことはありません。

Photo_2

 

 

 

 

 

 

ちょっと大げさなのですが、昨年はドイツまで本場のクリスマスを学びに行っちゃいました。写真はニュルンベルグという都市のクリスマス・マーケットの風景です。独自の雰囲気を保つため、マーケットへの出店にも独自の審査があるそうです。明日からはいよいよ年末モードに突入ですね。みなさん、風邪などひかないようにご自愛ください。

お正月の準備に


師走も20日を過ぎ、残すところあと一週間で仕事納め、大掃除にお飾りの準備など迎春モードへ突入ですね。クリスマスもありますが・・・

子どもの頃、この時期になると実家の土間にストーブを出し、父の見よう見真似で正月飾りの松竹梅を作った記憶がよみがえります。職人だった父も今はリタイアし、日曜大工とガーデニングに明け暮れる毎日、帰省するたびに家の周りが豹変しています。ご近所さん、スミマセン。

さて、皆さんのお宅では植木屋とのお付き合いがありますか?代々のお付き合いがあるようなお屋敷はともかく、お若い世代の住宅では庭のお手入れをどうしているのでしょうか?

できれば、素人養生は避けられた方がいいと思います。既に来春の花芽を付けた木が多くあります。知らずに剪定してしまうと来春「花が咲かない!」なんてことになってしまいます。同じ理由で、飛び込みでやってくるかもしれない俄か植木屋(物置の修繕に来た工務店さん、ブロック塀を直しに来た左官さん、液晶TVを納品に来た電気屋さんに頼んじゃダメですよ)にぼったくられた挙句・・・なんて目も当てられません。「でも、どこに植木屋さんがあるの?」ごもっともな質問にお答えします。

Siru 小杉造園も加盟する社団法人日本造園組合連合会(造園連)という全国5,000業者の植木屋の団体があります。信頼安心の植木屋に依頼し、お庭もさっぱりさせて新年をお迎えください。造園連のホームページから全国各地の植木屋を検索できます。どのように依頼すればいいのか、見積は出してもらえるのか、どのような作業なのか・・・不安な方は、お気軽にブログのコメント欄か、小杉造園のHPからお問い合わせください。遠方のお宅でも、上手に植木屋とお付き合いいただくアドバイスぐらいはさせていただけます。

わらぼっち教室


少し前の土曜日、事務所前の駐車場にブルーシートを広げ、ひとりの職人さんを中心にした車座ができていた。輪になっていたのは、今年入社した若い人たち。何を始めるのかと眺めていると倉庫からワラを引っ張り出してきた。ははぁ~あ、「わらぼっち」だな。案の定、わらぼっち教室が夕方まで続きました。

皆さん、「わらぼっち」ご存知?田んぼで笠状のワラが幾重かに積まれているのをみたことありませんか。何のためにそうされているのか私は知りませんが、何かの保存?縁起物?ただのお遊び?ご存知の方、コメントお寄せください。Photo 2

庭では、冬の寒さ(霜)から弱い植木を守るために施されます。みたことありませんか、ソテツの頭にちょこんとワラの笠がかぶせられている姿。もちろん霜除けという実用面があっての上ですが、昔の職人さんの粋な美意識を感じますよね。そろそろお目見えする時期ですから、気にして街を歩いてみてください。

はばたけ、職人!


今朝も東京は良い天気です。明るい陽射しの中、事務所にコーヒーの香りが漂っています。

もう20年近くも前、小杉造園に入社してすぐの頃です。朝コーヒーを飲んでいると、よく先代の親方(70歳を過ぎてバリバリ現場で若い衆を指導されていました)に怒られたなぁと思い出されます。

「おまえさんよぉ、朝は茶ーだよ。茶ー飲め!」・・・江戸弁なのかなぁ?

後日談によると、朝のお茶は(詳細は忘れてしまいましたが)縁起担ぎ、旦那(施主)さんに会う前に口中を清潔にする、胃腸の調子を整えるという意味があるそうです。つまり、親方は一日を安全にシッカリ働いて、お客さんに喜んでもらうんだぞ、と教えてくださっていたのでしょうね。だいたい毎朝この一言と共に、(これも詳細を忘れてしまいましたが)「お茶」と「(地名の)御茶ノ水」をひっかけたダジャレを披露してくださっていたなぁ。毎日毎日同じネタ。

古くから職人は無口で頑固なイメージがありますよね。イメージだけでなく事実です。一方で、たいへんな趣味人でとても粋でカッコイイ。生ぬるいメタボなおじさんたちには真似のできない懐の深さがあります。職人の世界に「偽」なんて言葉はない。Dsc_0392

今回の技能五輪では、日本選手団のメダルラッシュでものづくり日本復活を世界に印象づけました。一年を象徴する漢字に「偽」なんて言葉が候補にすらならない日が来る日も近い?(といいですね。)写真は、技能五輪で世界の造園選手との記念撮影。右端の法被姿が小杉造園の彼と彼女です。

おめでとう、世界一!


皆さん、第39回技能五輪国際大会では、温かいご声援をありがとうございました。お陰様で、造園部門日本代表の小杉造園ペアは、金メダルを獲得することができましたー!。。。エッ世界一?そうですよ~、世界一です。入社時は、本当にホウキの持ち方から先輩に口すっぱく言われていた彼と彼女、よくがんばりました。Heikaisiki

野球の星野ジャパンじゃないけれど、見ず知らずの方々からいただいた「がんばれー」の一言が心に響きました。後で聞くと、選手たちは集中していて声援が聞こえていなかったといっていますが。ご挨拶にお邪魔する先々で、皆さんからご期待いただいていた気持ちをヒシヒシと実感しているようです。通勤のため毎朝会社の前を通られるご近所さん開催地で応援くださった方など、協議結果のみならず選手の立ち居振舞いにまでご助言をいただき、まるで自身のことのように私も胸がジーンと熱くなりました。Kadai

きっと今は金メダリストの彼と彼女も、数年後、数十年後、仲間を誇りに思う立派な造園職人に成長している事でしょう!

追伸:諸般の事情にてしばらくブログをお休みいただいておりました。本日からリスタートいたしますので、変わらぬご愛顧のほどお願いします。