都市緑化ぐんまフェア


東京はサクラ満開です!

偶然にも、サクラを移植する現場がありましたので、伐採した枝をいただいてきました。花一杯の枝を社員の皆が電車で持ち帰ったと思いますが、きっと「枝折ったのか、こいつ!」っていう目で見られたことでしょう。

さて、今日から第25回全国都市緑化フェアが開幕です。今年は群馬県での開催で、高崎駅前の高崎会場と県庁周辺の前橋会場がメインです。日本最大級の緑の祭典ですから、ぜひお出かけになってください。多彩な花はもちろんのこと、地元の植木屋さんたちが自慢の腕の地元の材料を競うように出展されています。これから庭づくりを検討される方には、いい職人さんとの出会いに最適なチャンスになること請負です。

小杉造園では、前橋会場内で技能五輪国際大会の課題庭園を再現するお手伝いをしています。オリンピックの約3倍の規模で、課題要素を盛り込みリ・デザインした庭です。現代住宅にも応用の利くスタイルなので参考にして下さい。

金メダルペアが二人で作っていますが、職人技を来場の皆さんにご覧いただくのも今回の趣旨にありますので、今日・明日、4/3~8と現地会場内で作業をしています。4/10には完成しますので、お立ちよりの際はぜひ一声掛けてやってください。

金のシャチホコ


東京のサクラは、この週末見ごろでしょうね。皆さん、お出かけの予定がありますか?

Nagoyajo 写真は金のシャチホコで有名な(?)名古屋城です。先週末、久しぶりに名古屋へ行ったのですが、駅前に新しいビルが増えていてビックリです。まだまだサクラはつぼみでしたが、名古屋城のサクラも立派ですよね。

今週末といえば、土曜日から「全国都市緑化ぐんまフェア」が開催されます。小杉造園の技能五輪金メダリストコンビが、週末に合わせて作庭デモンストレーションをやっています。自宅の庭でも作らない限り、職人の仕事を目の前で見る機会なんてないでしょうから、ぜひお運びいただいて、声をかけてやってください。フェアの詳細は、後日あらためてアップしますね。

ミモザ満開!


街を歩くと、公園や洋館風デザインのお宅の庭などで、黄色い花の鮮やかな高木が満開ではないでしょうか。通称ミモザです。ミモザというと幾つかの木を表してしまいますので、買うときには気をつけてくださいね。

Mimoza 写真は、会社の近所で今が盛りと咲き誇っているフサアカシア。葉が緑灰色かかったものは、ギンヨウアカシアです。何れもこの時期、黄色い花が目立ちますね。

太平洋岸の暖かい地域には適しますが、寒さには弱いので見かけない方もいらっしゃるかもしれません。とても生長が早いのですが、根が浅いため風で倒れやすいので植えられる際は充分に気をつけてください。ミモザの花が終わると、いよいよサクラ(ソメイヨシノ)の季節が到来です。まったく対照的な印象を受ける樹木ですよね。

アベリアですか?


Aberia 写真は、東京渋谷の有名施設前の植栽帯に植わっているアベリアです。かわいそうなほどにカットされてしまいましたね~。

アベリアは、生長が早く、徒長する樹木なので、生垣状の植栽には向いてないですね。一時、剪定を行わないと伸びた枝の外周りに葉や花がつきますので、強く刈った場合はスカスカの枝だけの状態になってしまいます。

一日に何万人の人が通るであろう都心の一等地。少し寂しい姿ですね。施設の車回し前なので安全確保のため低く刈り込むのは分かります。ならば、設計段階で刈り込みに適した樹種を選んで欲しかったですね。また造園会社が剪定をしているでしょうから、刈り込めばこのような姿になることをシッカリ発注者の方に説明して欲しかったですね。見栄えはどうあれ、とにかく刈ってくださいと言われてしまえばどうしようもないのですが・・・

樹木は時を経てより良い姿に生長していくもの。木を植えることを生業にしている造園会社は、将来に渡り責任を持った管理をしていきたいものです。

沈丁花の香り


Jinchouge_2 写真は沈丁花です。ジンチョウゲと読みます。チンチョウゲと呼ぶ人もいますね。

2月末から3月初旬に花をつけるので、春の季語としてよく用いられます。とてもとても香りが強いので、「ん、沈丁花の匂いだ・・・」と気付いたら、香りの方向をたどっていくと、だいたい植わっている場所にたどり着きます。通勤途中に写した写真ですが、先週末から強く香ってくるようになっていました。

香りには好き嫌いがありますので、余り積極的に庭木には使いませんが、春の訪れを強く認識させてくれる植物です。その名は、香木の沈香からきているそうです。気にかけてみてください。といっても、気にかけるまでもなく香ってくると思います。小さな花が集まって球状に咲く常緑低木ですので、探す際の参考にして下さい。

バナナの木


人間というのは勝手なもので、夏は涼しく過ごしたい、冬は暖かく過ごしたい。でも、地球温暖化を憂いつつ、エアコンの利いた快適な部屋でのんびり過ごす。

まさに私はその代表選手みたいなものです。

ということで、温室に行ってきました。

たまたまボランティアのおじさんが、温室内の植物を面白く解説してくださって、いつも以上に楽しめました。押し付けがましくなく、難しくなく、その地方の方言で分かりやすい説明でした。

Banana 写真は、見てのとおりバナナです。ゴシャクバナナっていってらしたかな?

皆さん、バナナのなる植物のことは「バナナの木」っていいますか?私はそういってきました。あれは、葉が重なり棒状に上へ伸びているだけで、木ではなくて葉、草なのだそうですね。また、バナナは一度の生長で一回の収穫しかできないそうです。聞き違いではないと思いますが、そんなこと知らなかった。

いくつになっても知らないことを教えてもらうことはうれしいものです。さらに、そのことをこうやって皆さんに発表できるのはもっとうれしい・・・バナナの話は、少し自信がないですが。

虫たちも動き出す


暖かいのか、寒いのか、よく分からない時節ですが、昨日は啓蟄でした。

Tokage 朝の風は冷たいですが、日の当たる場所はポカポカです。偶然にも、まさに啓蟄っ!という風景をとらえましたのでご覧下さい。多分、ニホントカゲですよね。気配に気付かれ一旦石積みの目地穴に潜り込まれたのですが、少し眺めていたらまた出てきました。まさに目を細め、いい日だなぁ~とつぶやいているような表情でした。本当に。・・・トカゲにも表情があるようです。そこまで写しきれずに残念!

もう仕舞った?


昨日は桃の節句。もうお雛様をしまいましたか?気をつけてくださいねー。

各地でウメ祭りが行われていますが、私は名古屋市(どーしてそんな遠くまで・・・)にある「東谷山フルーツパーク」へ行ってきました。ここは名古屋市の最高峰(といっても198m)東谷山のふもとにあるフルーツのテーマパークです。花はもとより、季節の取れたて果物をお安く食べることができます。もう10年以上前に、この地の設計に携わり、以来時々出かけています。ちなみに今回は、未だ寒かったのでイシヤキイモがとても美味しかったです。ザボンとメロン(200円でした!)を買って帰りました。

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本当は、シダレザクラの名所でシダレザクラの並木は圧巻(フルーツパークのHPでご覧いただけます)なのですが、もちろん未だ咲いていません。今日のところは、ウメの花でご勘弁ください。写真は左から、ウメ・シダレウメ・シダレザクラです。