夏を涼しく3


お盆明けからすっかり涼しくなってしまいましたので、夏を涼しくシリーズは今回で終わりです。それにしても、不安定な天気が続きますね。局地的な豪雨で被害に遭われた地域の方々には心よりお見舞い申し上げます。昨晩の東京もすごかったです。落雷で部屋の什器が揺れ、その度にお隣さんの高級車は警報装置が作動してピーピーなっていました。

Dam さて、夏を涼しく最終回は、ダムです。個人的には写真の重力式コンクリートダムより、ロックフィルダム(巨石を積み上げた形式)の方が「人が作った」感じが強く、好きなのですが・・・涼を求めて出かけたのは小里川(オリガワ)ダムという重力式のコンクリートダムです。

このダムでは何と!高さ114m、幅331mの巨大なコンクリートの堤体内に、入ることができます。この中がとても涼しい。(冷房なのですが)更に涼しいのは、ダムの天端から下を覗き込むこと。お腹のそこから、ヒンヤリしたものがせり上がってきます。

あんまり面白くないオチと共に今年の夏も終わりです。では、また。

夏を涼しく2


明日23日は処暑。萩が咲き始め、朝夕には涼しい風が吹く季節ということです。

まさに今朝の東京は、そんな気持ち良い朝を迎えています。それはそれで問題ないのですが、せっかくこのブログで「夏を涼しく」シリーズを書いているのに・・・

Sawa 今日の写真は、庄内川とつながる土岐川の支流の沢(岐阜県瑞浪市かな、恵那市かな?)です。足をつけているだけで水の冷たさを我慢できず、大人は5分もするとあがってしまうのに、子どもたちは飽きることなく水遊びをしていました。私もサワガニやヨシノボリを久しぶりに見ましたが、主に自然の石や樹木が織り成す形容し難い造形美をスケッチすることに夢中でした。というのはウソで、概ねパラソルの下でウトウトしていました。なぜか写真の少年は、ミミズを見せてくれていますね。

夏を涼しく1


打ち水、うちわ・・・エコブームの昨今、古くからある夏の風物詩が見直されていますね。一時のブームでなければいいと思う反面、便利で快適な生活についつい依存してしまうので、偉そうなことを言う気持ちは毛頭ありません。

Shounyu そこで、お盆休みに体験した幾つかの涼しい体験をご紹介します。先ずビックリしたのが、昨晩田舎から東京に戻って感じた東京の涼しさ!でも今朝の天気予報を見たら昨日が以上に涼しかっただけのようですね。何でも昨日は10月下旬の気温で、今日は昨日と比べて7度も温度が上昇するそうです。休み明けの急激な温度変化、体調管理には気をつけましょう。

さて、写真は関ヶ原の合戦で有名な、岐阜県関ヶ原にある鍾乳洞です。半袖シャツで入ったのですが、鍾乳洞内を歩く20分は寒くて震えました。さすがに「涼しいところへ行きたい」と考える人は多かったようで、普段人など少ないだろうなぁと思える鍾乳洞も駐車場が満車でした。久しぶりに関ヶ原方面へ行きましたが、合戦場跡、テーマパークなど意外と観光地が多いことに驚きました。機会があればお出かけください。

オリーブの実


先日、お客さんに納めたオリーブが、実をつけていました。

Olive 年末にこのブログでも紹介した赤坂のオリーブ、元気に育っているかなぁ?赤坂ロスプラトスさんのオリーブも2本移植しましたが、先のお客さんの前庭にも2本植えました。

オリーブは自ら受粉することができないので、結実させるためには2本以上を近くに植える必要があります。あまり知られていないかもしれませんが、5~6月に咲く白くて小さい花も意外と素敵ですよ。オリーブのイメージが先行しちゃってるからですが、青い海と乾いた風に似合う花です。あー、お盆休みにそんなところへ行ってみたいな!せめて香川の小豆島でも・・・

青地に白で抜かれた国連旗の葉っぱはオリーブらしいですね。(記憶に自信がないので、調べてみてください)ハトのように平和の象徴なのでしょう。

夏の旅立ち


夏といえば、旅立ちとか冒険っていうイメージがあります。我が社にもこの夏、一つの旅立ちを見守った女性社員がいます。

Sinjusan 人の好みは十人十色で、まったく見かけにはよりませんよね。件の社員、かわいらしい20代のお嬢さんなのですが、虫の幼虫が好きらしい。キレイな蝶や玉虫でなく、イモムシでないとだめなんだって。

先日も職人が彼女のためにシンジュサン(神樹蚕)の幼虫を持って帰ってきました。皆さん彼女の好みを知っているらしく、現場でイモムシが手に入ると持って帰ってくる。写真は、数日たち無事に羽化したシンジュサン。いわゆる蛾なのですが、大きくてキレイですね。数時間、事務所前の植木に止まっていて飛び立っていったそうです。それはそれで、きっと感動的なんでしょうね。

余談ですが、シンジュサンは幼虫がシンジュ(神樹)の葉を良く食べるからこの名前がついたそうです。シンジュはニワウルシ(庭漆)のこと。漆に似ていて庭に植えるからこの名前がつきました。シンジュとは、英名のTree of heavenからきています。