あなたは本物派?


先週から小杉造園の熱海研修所で、オーストラリアやドイツの造園家の方々が日本庭園の講習を受講しています。茶道や書道の体験もあるのですが、つくづく「侘び寂び」というのは、日本の文化なのだなぁと感じます。

あなたならどうします?庭の垣根が朽ちています。綺麗な竹に交換します?朽ちていく姿を楽しみますか?

質問しておきながらズルイ答えですが、時と場合によりますよね。自宅の庭なら朽ちていくを良しとするかもしれませんし、境界沿いの柵であれば取り替えるでしょう。

Remaruta 私たちの仕事では多くの丸太を使います。土留め、樹木支柱、垣根の柱などなど。もちろん天然木の杉丸太を数年に一度交換することがベターです。天然木なので、朽ちて当然ですから。日本の二次林の更新にも一役買うことができ、我が国林業の発展にも寄与します。(冗談です)

一方で、写真のような朽ちない丸太も便利です。マンションの管理などをされている方には、安全安心ですよね。樹脂系素材を再利用して丸太状に成型した商品がいろいろ売られていますので、私たちもよく利用しています。少し高価であったり、加工が難しかったりしますので、プロ向けといえます。様々なサイズがありますので、興味がある方、循環型社会の形成に携わりたい方(冗談です)はお問い合わせください。

さて、あなたなら、どちらの丸太を選択しますか・・・