植物だってストレスたまります!


私の住む部屋の前に、いつの間にか野草が生えていました。結構な勢いで生長して、今では雨水管周りを埋め尽くすほど大繁茂!すごいなーと感心しながら毎日見ていました。しかし、先日誰かに踏まれたのか、広い範囲で茎が倒れているのを発見しました。超ショック!大切に育ててたのに!(見てただけですが)水遣りもしてたのに!(鉢植から流れ出て行った水ですが)

倒圧によるゴシキナンテン状況 倒圧によるゴシキナンテン状況

改めて思ったのが、植物にとって人に踏まれるということは、ダメージがとても大きい、ということです。こちら植えてから植栽直後と約2年後の状態です。ほとんどの株が無くなり、残っているものも枝葉がごくわずかです。どうやら、近所に小学校があり、登下校中の子供たちが遊んで中に入っていたようです。毎日踏まれて固くなった地面に、植物は根を張れません。なにげなくの人の行為が植物の生育に、大きなストレスになるのです。

こういった皆様が気付きにくい緑の状態をプロとしてご報告、改善の必要があればご提案をします。この場合だと、柵等を設置して物理的に入れないようにするなど対策もあります。ただし、やはり一番大切なのは“踏まない”ということ。物理的対策を施しても、ルールを提示しても通用しない人も残念ながらいますからね。お庭の植物は人工的に植えられたもの、 植物だってストレスをかかえて頑張ってます 。愛でこそすれ、読んで字の如く足蹴にはしないでー!