と、突っ込みたくなるような風景を都内某所で写しました。
高木の根元にヘデラ、ボラード、舗装。さぞかし窮屈なことでしょう。
先ずヘデラ、伸ばせないところで無理に刈込むと、このようにツルしか見られなくなってしまう。もう、きれいに復元しませんのでドンドン見苦しくなる一方です。特にカナリエンシスは葉が大きくしっかり生長してくれるので、その傾向は顕著です。植え替えましょう。
次にボラード、何故必要?高木にぶつからないように?それともライトでもつくの?
廻りのデザインと対比してみると、どうも跡付けっぽい気もしますが・・・
最後に舗装、ここまでくっつけなくてもいいのに・・・デザイナーのこだわりなのでしょうか。セミパブリックなスペースで、緑をこのように扱うデザインにどれだけの意味があるのだろうか?
高木の根が、すでに舗装を持ち上げ始めています。
もし高木が枯れたらどうやって植え替えるの?一旦舗装を剥がすのって、非効率で無駄にメンテナンスコストがかかるのではないでしょうか。ツリーサークルで、はずせるようになっているのかな。ぜひツリーサークルは根鉢以上の直径のものを使いましょう。
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