日本の都市公園


先日、「日本の都市公園~その整備の歴史~監修:坂本新太郎 発行:インタラクション 2005年7月」という本を頂戴しました。

日本の都市公園に関する歴史を網羅した貴重な字引となる本です。公園整備の黎明期ともいえる江戸時代の花見(庶民の行楽地)から、現代の全国各地域における都市公園の概要まで、その背景と具体の図が掲載されています。

私も発売当時に勉強させていただきましたが、改めて読み返してみて新たな公共投資が手控えられている今日における都市公園の果たすべき役割など、自分なりに再考する機会となりました。

近年の都市公園を支える中心となっておられる方々が出版委員として筆をとっていらっしゃいます。公園行政、計画設計に携わる方々には再読をおすすめいたします。

私は「公園好き」なので、理屈や学問として公園を「学ぶ」ことも好きですが、やはり公園は訪れて、遊んで何ぼの施設です。書中で紹介されている浜松のフラワーパークや沖縄の首里城公園などへ行ってみたくなっちゃいました。

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