笑うかどには福来る


一年間の疲れた心を癒すために、鎌倉「竹の庭」報国寺へ行ってきました。中に入ると動きのない静かな空間が広がります。石畳沿いに続いている竹林を見上げると15m以上もある上で竹の葉が細い枝と共に大きく揺れています。竹は上が動、下は静と誠に2面を持った植物で内静まる雰囲気のなかで、程よい日の光と竹の葉が擦れるサワサワとした音がして妙に心が落ち着きます。竹林の中で抹茶をいただくことも出来ますので、是非一度お尋ねください。

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さて、本日はいよいよ大晦日です。竹といえば先日焼津に行って来ましたが、そこでまさに”笑うかどには福来る”の門松が!通常の門松は竹の節の部分は切らずに見えないようになっていますが焼津の大覚寺の門松は笑った口を表すために節の部分を切るようです。笑っている顔に見えますね。新年に向けて縁起がいいですね。

Img_1734_4核家族化が進み風習が消え入る中にあっても、マンション様でも門松のご注文を頂く事が多くございます。昨今はクリスマスがメジャーイベント化してきていますが、はやりお正月が格段上なのだとこの頃はいつも感じます。

1年の御礼をこめまして、皆様が来年もこの竹のように笑って過ごせるようお祈り申し上げます。

私共は竹のように多面性を使い分け、より皆様のご要望の空間を造る事ができるように努めて参ります。ブログ共々また宜しくお願い申し上げます。

小杉造園株式会社

良いお年を!


今年も残すところ後わずか、皆さんにとっての2009年はいかがでしたか。

明日29日は小杉造園も御用納め。お得意様に梅鉢やシクラメン、カレンダーなどを持ってご挨拶にうかがい一年を締めくくります。夕方には、毎年恒例の餅つきを行い、社員皆で年越しそばをご馳走になり、来る年に供えます。

さて、写真の花は福寿草です。新年を飾るに相応しい、おめでたい名前ですね。

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別名:元日草などとも呼ばれ、新春の飾り鉢には欠かせない植物です。花言葉は、幸福を招く。

福寿草は、カタクリなどと同じで初春に花を付け、夏には地上部が枯れます。また、根がよく発達しますので、翌年も楽しむためには大きめの鉢に植えて育ててください。

本年も多くの方々にお世話になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。厳しいご時世ですが、小杉造園では海外での日本庭園づくり、社長と顧問のダブル褒章受章など将来に希望が兆す明るいニュースもありました。このブログも、間もなく200回目の投稿を迎えます。

来る年が皆さんにとって素晴らしい年でありますよう祈念し、本年のブログを締めくくります。2010年もかわらぬご愛顧を、どうかよろしくお願いいたします。

ネコと樹木の成長記


2009年も残すところあと少しとなりました。
門松を設置したり、暮れのお庭の手入れに伺ったり、請求書の締め切りがいつもより早かったりと、年末ならではのお仕事に走り回っております。休暇の間、皆様それぞれご予定があると思いますが、私は実家へ帰省する予定です。Sbsh0091100_2

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今年の5月、実家の妹が捨て猫を知人から預かり、母の情が移ってしまったらしくそのまま実家で飼い始めました。ゴールデンウィークには手のひらに乗るような大きさでしたが、最近ではオジサンのような表情を見せるとのこと。
猫の成長は人間の4倍か5倍早いと聞いた事がありますが、青年を飛び越えてオジサンなんて悲しい。でも、今から久しぶりの再会が楽しみです。

そういえば以前、友人に成長が早い例えとして、フサアカシアかシマトネリコのようだと言ったら、意味がわかりませんと返されました。本当に早いんです、特にフサアカシアは放っておくと一年で1mから2m伸びます。しかも、伸びた枝の重さを自分では支えられないときている・・・折れやすくて倒れやすいので、支柱と剪定は必須条件です。コガネムシの幼虫に根を食害されるので、シーズンには殺虫剤の土壌処理もした方がよいでしょう。でも、ちゃんと面倒を見てやると3月頃にやさしい香りの黄色い花を咲かせます。手間のかかる子ほどかわいいのは動物も植物も一緒でしょうか。

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皆様もどうぞ良い休暇をお過ごし下さい。

HappyHoliday 小杉造園株式会社

写真を飾る


先日、ある宴席で写真屋のご主人とご一緒させていただきました。

地元で25年にわたり写真屋を営み、発展する街並みを見守ってきているご一家です。

最近はデジカメにとってかわられ、フィルムを現像するお客さんが激減しているそうですが、ご主人は、お客さんのニーズに日々アンテナを掲げ、自ら勉強してサービスに活かせるよう、努力をしておられるようです。印象に残ったお話を2点ご紹介します。

デジカメで撮影したデジタルデータは、半永久的に劣化せず残るイメージがありますが、CDの品質上、CD自体が傷むことがあるそうで、数年後に開けてみてデータが表示できないこともままあるそうです。品質改善はなされているのでしょうが、できれば一山いくらのCDではなく、高品質のCDに残すこと。できれば紙にも印刷して残すことをおすすめされていました。紙は劣化しますけど、なくさない限りいつまでも、いつでも見られるということですね。

もう一つは、写真を飾る習慣です。写真屋の団体研修で海外へ行った折、家族写真を飾る習慣とそのための様々な額縁がカメラショップにずらりと並んでいることが、とても印象に残ったそうです。ご主人のお店では、デジカメで撮ってもフィルム写真でも、ぜひ写真を飾ろうと、魅力的な額縁をたくさん並べていらっしゃるそうです。いわく、日本人は写真を分類して収納するのは上手だけど、飾って楽しむことが苦手とのことです。

わたしも、会社のみんなで作った下のような写真を、飾ってみようかなと思うと同時に、仲間で侃侃諤諤、庭造りをした当時の思い出がよみがえりました。これが、写真の最大の魅力ですね。

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小杉造園のホームページはこちらから http://kosugi-zohen.co.jp

シンボルツリーにいかがでしょう2


 

クリスマスも指折りに数えられるほどになりました。

今回はソヨゴをご紹介します。この木は、自然な風合いのお庭が流行り随分庭先で見かけるようになりました。

花はとても地味で目に付く事はありませんが、この季節には赤い実をつけて寒々しい庭先に彩りを沿えてくれます。赤と緑のコントラストがちょうどクリスマスにも合い、和風クリスマスツリーといったところでしょうか。Photo_3Photo_4

 

 

 

 

 

 

立地にもよりますが、病気や虫もつきにくく背が高くなりにくい事からお庭にもお勧めです。

冬の景を楽しませてくれる木としてお庭にいかがでしょうか。

植木のご相談は小杉造園株式会社まで

新しいガーデンショー


来春、新しいフラワー&ガーデンショーが開催されます。

「東京インターナショナル フラワー&ガーデン ショー」というタイトルで、2010.4.17から4.25まで、東京立川の国営昭和記念公園で開催されます。

ガーデンショーというと、イギリスのチェルシーやオーストラリアのメルボルンなどが有名ですが、それらと並び称されるようなイベントとして、今後、盛り上がっていくことと思われます。

小杉造園では、社長を筆頭としたチームで、ショーガーデン部門というジャンルに出展し、100平方メートルの庭をつくります。

海外からの招待デザイナーや造園・ガーデニング・フラワーアレンジメントなどの職種で日本屈指の方々が出展参加されますので、専門家はもちろんのこと一般の方々にとっても貴重な機会となること間違いないですよ。遠方から泊りがけで見に来る価値あります。

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ガーデンショーのサイトへはこちらから http://www.tokyoflowershow.jp/

小杉造園のホームページはこちらから http://kosugi-zohen.co.jp

シンボルツリーにいかがでしょう


ようやくイチョウも黄葉し、東京も冬への衣替えが始まりました。

今日は、イチョウと競って紅葉を演出するドウダンツツジをご紹介します。ドウダンツツジは春は新緑・秋は真っ赤な紅葉を楽しむことができます。そのまま自然に大きくする事もできますし、刈込みすることにも耐えるため、形を作ったりすることも容易です。丸く刈込まれたものを庭木で見る事が多いです。Photo

広いおうちじゃないから大きなシンボルツリーはちょっと・・・という方は、ドウダンツツジを植えて真っ赤な紅葉をご自宅でも観賞ください。

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植木のご相談は小杉造園株式会社まで

自立型街路樹


「もう、支えなんて要らないぜ!俺は、自立した街路樹なんだからよぉ」と、聞こえてきそうな勢いですね。

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「街路樹の支柱は、○年で取り替えましょう」といったルールがあるのでしょうか?ご存知の方がいらっしゃれば、ぜひ投稿をお待ちしております。

私たちは、マンション緑地では3年程度の周期で、痛んだ支柱の調査を行いお客様へ報告しています。腐った丸太は、見た目も良くないですし、万が一、突風で倒木するようなことがあったら一大事ですからね。そういう意味では、街路樹だって支柱の管理は大切ではないでしょうか?

写真の街路樹は、ガードパイプをも取り込んでいきそうな勢いで太っていますが、地中部の土が固く、根が上手く張れずに意外ともろく倒木する場合もありますので、気をつけましょう。

小杉造園ホームページはこちらから http://kosugi-zohen.co.jp