ウッドデッキの塗り替え


そろそろ、お宅のウッドデッキの清掃・塗装してはいかがですか。ウッドデッキは木材素材と設置箇所により風化の速度がかなり違います。設置箇所はなかなか選ぶことはできないとおもいますが、木材の素材は多種の中より選ぶことができますね。 Pc070061_3
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写真はユーカリの材です。元は塗装していないままの施工でした。現状でもそんなに問題はなかったのですが、洗浄・塗装することによりさらに美観回復、耐久性がアップします。P1220082_2P1220084_3
きれいになりましたね。
自然木を使用している以上劣化は免れません。年に一度は塗り替えをご検討した方が良いと思います。「塗るのなら素人でも」、と思われがちなのですが、一度表面を削りそれから塗装を行った方が長持ちです。このきれいに表面を削るというのがなかなか苦労事です。
ウッドデッキのご相談は小杉造園株式会社

都心のミステリー


毎度、本ブログをご愛読いただき、ありがとうございます。

今回の投稿で、区切りの200回目を迎えました。パチ・パチ・パチーッ!

さて、問題です。

写真で見ると良く分かりますが、どうしてツツジの植え込みの中に、モミノキみたいなイミテーションの植木が入っているのでしょうか?

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1.クリスマスツリーの捨て場所に苦慮した結果で置いている

2.本物の樹木が枯れてしまうので、仕方なくイミテーションを置いている

3.画期的な演出として、あえて置いている

4.特に意味はない

まぁ、どうでも良いですが、日本人の公共性とか美意識もここまで来たか・・・という感じです。(置いた人が日本人とは限りませんが)

話題変わりますが、先週土曜日の朝6:15から私たちも出展する「東京インターナショナルフラワー&ガーデンショー」のTV番組で、小杉造園を紹介していただきました。今週1/30(土)も朝6:15から続きが放送されます。ぜひ、テレビ東京をチェックしてみてください。

同イベントのwebサイトでは、参加する造園家たちのインタビューが随時公開されており、こちらも興味深い内容になっています。一度、ご覧ください。

小杉造園のホームページはこちらから http://kosugi-zohen.co.jp

シンボルツリーにいかがでしょう3


仕事柄、ずいぶん街中を歩いていると、植物に目が行くことが多いです。しばしば足を止めて見入るということがありますが、最近の気に入ったのはこれです。
Sendan_mi_2 「センダン」の木。皆さんご存知ですか?

木々が葉を落とす中、銀杏のような色の丸い実を木いっぱいにつけているのが目に入り、おもわず足が止まり「何?何?何?何?この木は何?すごくいい。」と、カメラをパシャリ。何の木か分からず写真だけ温めていたのですが、社の先輩に確認したところ一発で名前が出てきました。名前だけではなく、「センダン」の実の核は、数珠に使用されていることも知りました。

それだけでなく花を調べてみたところ、何とかわいいことか!!!開花は5月頃ですが、まずは是非、皆さんも道端で見つけてみてください!まだ実を付けているはずですよ!

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ちなみにセンダンは日当たりの良いところでは、ぐんぐん生長するため緑陰樹として利用されます。しかし、剪定を好まず移植に弱い点がデメリットとしてあります。広いお庭がある方は是非どうぞ!

庭木のご相談なら小杉造園株式会社

路地の風情


下町の路地には、独特の世界観がありますが、その風情は随分前から失われ続けています。恐らく、そこに当たり前のように存在した人情も。

例えば、写真のように、道路沿いに思い思いの植木鉢を並べた風景も余り見かけなくなりました。象徴的なアイテムとして、これに縁台、将棋盤、蚊取り線香、スイカ、団扇、ステテコ姿のお父さんなどが加わりますよね。

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このような路地の植木鉢には、ツバキ、ナンテン、フジなど季節感たっぷりの植物が植えられていました。もちろん、植木鉢なんてものではなく、発泡スチロールのトロ箱であったり、漬物用のプラスチック桶であったりしました。根元には、卵の殻が撒かれていましたよね。

私の祖父母の家にもありました。アロエの鉢があり、ちょっと火傷すると窓から手を伸ばしアロエの葉を摘み、ゼリーのような葉肉の汁を肌に塗られた記憶があります。

今の子供たちは、知らないだろうなぁ・・・

懐かしみつつも、小杉造園のホームページはこちらから http://kosugi-zohen.co.jp

冬ごもりの樹木たち


そろそろお正月気分も抜けて普段の生活に戻っている頃でしょうか。この時期、関東はきれいな青空ですが、反対の日本海側は曇り空ばかり。実家が日本海側なのですが、年末年始の休暇で帰ったときは吹雪でした。

冬の時期に気をつけないといけないのが雪。水分を含んでいると大切な庭木の枝が重みで折れたり、幹が裂けたりして大変です。

そんな雪の対策をご紹介。まずは「雪吊り」。

Imgp0434この方法、始まったのは明治ぐらいからだそうで、もともとはヨーロッパから入ってきたリンゴ栽培で果実の重さから枝を守るための方法だったんですよ。有名なところといえば石川県金沢市の兼六園ですね。

寒さに弱い庭木を寒さからを守る「冬囲い」。

Imgp0438この写真はシュロを囲っているところ。本来は暖地系の植物において冬を乗り切るために行います。東京では、雪が降り積もる事が滅多になく、このような防寒対策を施すことも少なく、お目にかかりません。やはり所変われば、植木屋さんの仕事も変わりますね。

そろそろ「大寒」ですね、寒い時期が続きます。雪吊りや冬囲いが取れる頃になるまで、しばらくは庭木と同じく寒さを我慢するとしましょう。

植木のご相談なら小杉造園株式会社

都心でスケート


先日、六本木で打合せがあったので、東京ミッドタウンの植栽状況を改めて見てみようと思い寄って来ました。

そしたらなんと!大きなスケートリンクが出現していました。ビルに囲まれたスケートリンクというとニューヨークのロックフェラーセンターが思い浮かびますが、たぶんあれより大きいです。かつ、六本木では広場に設置されているので、意外と上部が広く(空がたくさん見える)気持ちが良さそう。

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写真は、オープン前だったので滑っている人がいませんが、何人か親子連れが並んで開場を待っていました。

夜10時までオープンしているそうなので、イルミネーションの下でナイトスケーティングなんて、ステキですね。もちろん貸し靴ありなので、気軽に楽しめそうです。成人の日の思い出にいかが???

2/28まで営業しているとのことでした。

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軒下のナギイカダ


一般的に植物が生育するのに必要な条件として挙げられるのが、水環境・光環境・温度条件です。マンションという建物で植物の生育が厳しい環境として挙げられるのが、「軒下」。「光が当たらない」「雨水がかかり難い」等、悩ましい環境の最たる場所の一つに挙げられます。
さて今回は、その「軒下」で期待した効果と植栽自体の特徴・性質が上手く合致したケースをご紹介と植栽の成長過程の記録です。

元々は砂利が敷かれていた場所ですが、猫が入り込んで糞尿するという事で2007年11月に植物に植え替えました。植栽したのは、”ナギイカダ”という植物で、特性は成長が遅いのがやや難点ですが、乾燥や弱光下でも耐え、生育する事ができます。また、葉の先端が棘のように鋭く、人や動物の進入を阻むのに向いている植栽といえます。

P7231176_2植えてから半年後には、写真のように一度部分的に枝枯れを起こしました。しかし、活力剤を撒いて、再度定期的に散水をする事で生き残っていた株が生長し2009年12月現在では枯れた部分もなく青々としております。

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このように弊社では、その場所(植込みや花壇等)と効果・目的が上手く適応する為に植木のプロとしてのアイディアをお客様に提供させて頂いております。植込みや花壇等でお悩みの皆様、是非一度、弊社にご相談くださいませ。

植木のご相談なら小杉造園株式会社

謹賀新年


新年あけましておめでとうございます。

旧年中は、小杉造園の植木屋ブログ「毎日植える、時々語る」をご愛読いただきまして、ありがとうござました。本年も、変わらぬご愛顧の程、よろしくお願いいたします。

さて、おとそ気分も抜けやらぬうちに仕事始めと相成りました。暫くは皆さんのオフィスやご自宅にも、正月のお飾りがでーんと鎮座していることでしょう。

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例えば梅鉢、松は長寿、竹は成長、梅は繁栄などとおめでたい植木を集めた寄せ植えです。正月過ぎたら忘れてしまうのではなく、ぜひ、長生きさせてください。

松は水を嫌いますが、梅にはたっぷりの水やりが必要です。竹(笹)は根を広く張り、南天はすぐに大きくなります。

このように、バラバラの特性をもった植木の寄せ植えですので、正月があけたら別々の鉢に植替え、末永く楽しんでください。末永く、福の神が舞い込むように。

小杉造園のホームページは今年もこちらから http://kosugi-zohen.co.jp