軒下のナギイカダ


一般的に植物が生育するのに必要な条件として挙げられるのが、水環境・光環境・温度条件です。マンションという建物で植物の生育が厳しい環境として挙げられるのが、「軒下」。「光が当たらない」「雨水がかかり難い」等、悩ましい環境の最たる場所の一つに挙げられます。
さて今回は、その「軒下」で期待した効果と植栽自体の特徴・性質が上手く合致したケースをご紹介と植栽の成長過程の記録です。

元々は砂利が敷かれていた場所ですが、猫が入り込んで糞尿するという事で2007年11月に植物に植え替えました。植栽したのは、”ナギイカダ”という植物で、特性は成長が遅いのがやや難点ですが、乾燥や弱光下でも耐え、生育する事ができます。また、葉の先端が棘のように鋭く、人や動物の進入を阻むのに向いている植栽といえます。

P7231176_2植えてから半年後には、写真のように一度部分的に枝枯れを起こしました。しかし、活力剤を撒いて、再度定期的に散水をする事で生き残っていた株が生長し2009年12月現在では枯れた部分もなく青々としております。

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このように弊社では、その場所(植込みや花壇等)と効果・目的が上手く適応する為に植木のプロとしてのアイディアをお客様に提供させて頂いております。植込みや花壇等でお悩みの皆様、是非一度、弊社にご相談くださいませ。

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