徒然むし日和6


啓蟄も過ぎ、あちらこちらで花が咲き出し、甘い香りを漂わせています。心躍るのは人も虫も同じで。久しぶりに害虫姫からのお知らせです。Dscf5424_3

ツルツルでまんまるとした可愛いらしい背中。

こちらはよく見かけるテントウムシ・・・ではなく、実はヘリグロテントウノミハムシというハムシの仲間です。一見テントウムシと区別がつきませんが、触れるとピョコンと“蚤”のように飛び跳ねて姿を消すのですぐに判断できます。

主にモクセイ科の樹木を葉を食害し、身近なところでは、お庭の植栽でよく使われるヒイラギモクセイに発生します。幼虫は4月頃に発生し、若葉にもぐりこんで食害するので、葉には火傷したような跡が残ります。
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成虫になってもその場に留まるので、早い段階での対処が必要です。新緑のなか、生垣が茶色くなってしまっている状況なんて寂しいですよね。

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