喉元過ぎれば


今日は久々の雨模様。喉元過ぎれば、昨日の暑さもふと忘れてしまいそうです。昨日の晩御飯、昨日の空の色、先週末の過ごし方・・・過ぎてしまうと特に意識していないと思い出せないものですね。Photo

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上の写真は、リガーデンをしたマンションの植栽事例です。ガラリとイメージが変わり、植替え当初は賛否両論ございましたが、今やすっかりマンション正面の顔として馴染んでいます。

植木は私たちと同じ生き物です。この暑い中地中に根を張り緑陰をもたらしてくれます。そういえばうちの前の植木って何があったっけ?とお思いの方。このブログを憶えているうちに足を止めて見てみて下さい。

リガーデンのご相談は小杉造園株式会社

ご縁を大切に。


植木屋の商売は、お客様とのご縁で成り立っています。

かつてお世話になったお客様からメンテナンスのお仕事を頂戴したり、お知り合いの方をご紹介いただいたり・・・このような口コミ営業が新規受注の多くを占めています。

誠実な仕事をして信頼していただき、新たなご縁が広がっていくという商売なのです。どの商売でも基本中の基本ですね。

閑話休題。私の家族が野良猫の子どもたちを拾ってきました。親猫が轢死してしまったのを見かけちゃったそうですが、これも何かの巡り合わせ、ご縁ですね。

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すっかり私も情がうつってしまいましたが、3匹もどうしましょう・・・

先日引き渡した現場で、植栽地の中に野良猫の親子が住み着いていたこともありました。

みなさん、生き物は責任持って飼いましょうね。我が家には、先住ペットのアカハライモリ4匹も居ますので、猫ちゃんたちの脅威から守ってやらなければなりません。

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ベランダのビオトープ


猛暑という言葉が馴染む季節に入ってしまいましたね。そんな時期に涼むために、ヨシズや緑のカーテンなどが流行です。

我が家は夏を涼むためにスイレン鉢の中にビオトープを創って楽しんでいます。マンション住まいですがベランダに樋が無いため、土いじりをするとお掃除しても排水側溝からお隣にゴミや土が流れていってしまうのが、申し訳なく思いっていました。こらなら管理は苗を植えたら、お水の量を調整するだけで、これなら排水を気にすることはありません。春から秋までしっかり楽しむ事ができ、水景が夏は涼を呼んでくれます。

ビオトープの創り方は水が抜けない鉢を用意して、荒木田土を入れます。田んぼの雑草や最近ではビオトープキットと言って園芸店でも色々な水草が販売されているので、それを植えます。後は、お水足しとグングン生長する水草を抜いてするだけです。ただし、条件によっては、藻が発生したりする事もあります。

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水草ビオトープの面白さは、毎年優先する植物が違う事です。気温や水を入れるタイミングが関係しているそうですが、毎年違うものが顔を出してくれます。我が家のスイレン鉢には、田んぼから頂いたチョウジタデ、タコノアシ、ツリフネソウ、オモダカ、ミズニラ、デンジソウなど色々な種子や胞子が混じっており、この3ヶ月間だけでも中の植物達が様変わりしていてきます。

皆様もこの猛暑を楽しむアイテムとして取り入れてはいかがでしょうか?ちなみに弊社のカタログショップでも鉢を取り揃えています。http://kosugi-zohen.co.jp/catalog/list_pj01.htm

草木のご相談は小杉造園株式会社

取り合わせの妙?


植木にも、定番の組み合わせ(サクラとお城、モミジと灯籠など)やまったくのミスマッチがあれば、思わずウ~ン・・・とうなってしまう取り合わせの妙というものもあります。

この写真は、なんと表現すべきなのでしょう?

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都内のオシャレなお店や真新しいビルが立ち並ぶ中、突如として出現する昭和中期(を模した)のトタン吹きの倉庫風な建物。たぶん飲食店だと思います。

その屋上にキンポウジュ。真っ赤な花がコップを洗うブラシに似ていることから、ブラッシノキとも呼ばれています。毒々しく妖艶なほどに極彩色な真っ赤な花は、南国風で夏のギラギラした太陽に似合います。

もちろん設計者は、トタンの錆と赤い花の取り合わせを分かってデザインしているはずですが、その狙いは何だったのでしょうか?みんなで想像してみましょう。

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害虫シーズン到来!!


P6290036_2_3今年は、ケムシやイモムシの大量発生が多いようです。近年の天候不順で発生の仕方も、その年によりまちまち。

暖冬で昔は越冬できなかった虫も種類によっては越冬したり・・・。

そのあたり も最近の虫の大量発生と関係しているのかも知れません。植木屋としては悩ましい状況です。予防できず発生した害虫は、その都度退治するしかありません。

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だいたいお客様の目にとまる頃には、かなり被害が進行している場合が多いので、すばやい処置が大切です。
虫の種類によっては、数日で葉を食べつくすようなケースもあります。人の病気も同じですが、早期発見、早期治療が肝心。

急な害虫の発生でお困りの時は、まず小杉造園株式会社へご一報ください

おどろ木(2)


本日のおどろ木は、ドウダンツツジ。

薄緑のひし形の葉が清々しい新緑、釣鐘状のスズランのような可憐な花、真っ赤に染まる秋の紅葉、枝の造形美が美しい冬。このように一年中,、見る者を楽しませてくれるドウダンツツジですが、せいぜい大きくて1.5から2mぐらいのものしか見たことありません。

今日のドウダンツツジは、一株で高さ3m直径5m・・・す、すご過ぎる。大き過ぎて、美しいというか、ど迫力に圧倒されました。この道、40年の当社専務も「始めて見た」と申しておりました。

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場所は、東京都大田区(かの田園調布があるところ)ですが、道路からは見えない場所にあります。残念でした。

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小杉造園 VS カラス


Photo先日、とある物件様のケヤキの木にカラスが巣を作っており、撤去して欲しいとのご連絡を頂きました。実際に現場を見に行くと、大きな巣とカラスの夫婦を確認しました。巣をじっくり見ていると木の上からカラスが『クワァ~!クワァ~!』とこっちを見ながら威嚇してきて、背中に冷たい汗が流れました。

カラスの繁殖期は大体4月~7月と言われており、その期間に不用意に巣に近づくと威嚇・攻撃される事が多々あります。時には通行しているだけでも襲われたりします。居住者様は戦々恐々ですよね。 

Photo_2後日、カラスの夫婦がいない隙を狙い、巣の撤去を行ってまいりました。作業中にカラスの夫婦が巣の異変に気付き戻ってきましたが、時すでに遅く我々の勝利です!

カラスの巣の中に、雛や卵がある場合の撤去は法律上、誰でも撤去する事は出来ません。近くでカラスの巣などを発見した場合は専門業者や自治体にご相談する事をお奨めします。自分で撤去しようとして怪我をする可能性も十分にありえますので・・・。
 
植木に関する事ならどんな事でもご相談は小杉造園に!⇒ http://kosugi-zohen.co.jp/ 

ダメだって!


「だから、いつもダメだって言ってるじゃないですか」と苦言を呈したくなる光景です。

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本当に、いつも「止めた方がいいですよ」とお伝えしている事案の顕著な例です。

撤去をあきらめた最終手段として、根元の上で木質化したツルをバッサリ切っていますね。

ヘデラなどのツル植物は、植えて何年か経つとツルが木質化してきます。写真の例は、想像以上にヘデラが繁茂し、フェンスからはがしたかったけどメッシュを壊さないとツルが取れなくなってしまったのでしょうね。

もともとメッシュフェンス自体、ツルを絡ませてよい強度なんか持ち合わせていません。ツルが繁茂することで風をたくさん受けるようになりますので、柱が曲がる、基礎ブロックごと倒れるという事故につながります。老朽化したメッシュを取り替えようとしてもツルが取れなくなってしまう。当たり前のことです。

いつもお伝えしているのに、どうして安易にフェンスにツルを絡めるのか・・・ツルを絡めるなら事故の懸念を覚悟する、別の登攀用資材を設置するなどしっかり考えましょう。

モチは餅屋、植木のことは植木屋の言うことを真摯に聞いていただきたいものです。

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アクティブ


昔は、「あの大きなサクラがある家」や、「そこの大きなケヤキの下で待ち合わせ」などあったよう…な。

樹は動かないものと思っていた。ずっとそこにあって目印になっていた時代。

今では、樹もアクティブに移動します。させられます。あっちへ行ったり、こっちへ移動させられたり。そこの環境にあわせるのが大変。

なわけで、ときにはその場所が気に入らなくて枯れてしまう事だって。

人の社会にもアクティブに活躍する仕事があったり、じっと同じ場所で働く仕事があったり、ずっとそこで待っていてくれる人、待ちきれなくって動き回ってしまう人。いろいろで様々。いろんな人がいます。

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信玄の軍旗に、「不動如山」という言葉がありますが、ときには動かないでじっとしていることも戦術かもしれませんが、いっときだってじっとしているなんて耐えられない。

こんなご時世、気に入らないなら、じっとしていないで動き回ったっていいじゃん!でしょ。

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