だいこん君


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だいこん君です。

今年も小杉造園は、ガーデンショーでベストオブショーガーデンに選ばれたり、韓国に日本庭園を作成したりと、積極的に造園の振興に努めてまいりました。社員個人として傾倒し、思い立ってベランダガーデン(野菜)を試みてみました!

トマトやらバジルやらと色々と育ててきましたが、大根という根菜類は初チャレンジです。今はベランダで育てられる野菜品種が増え、大根まで育てられるようになりました。

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だいこん君は都会っこらしくシャレたテラコッタの鉢で育ちです。種を埋めてから約3ヶ月、その姿は、葉の生育振りからするととても小さい気がするのですが、育て方法によるとそろそろ収穫の時期。思い切って抜き取ってみました。

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Img_0534_2 ブッつっと音を立てて抜けました!先のほうは割れてしまっていて、姿がなんだか東京農業大学のマークの大根とカブってます。だいこん君のその後は、皆様ご想像するとおりです。

国全体が閉鎖間の続くなか、来年もアグレッシブな会社と共に新たな事に挑み続ける年にしたいと思います。皆様良いお年をお迎え下さい。小杉造園株式会社より

竹の使い方


風にそよぐ竹の葉が擦れる音、月光差し込む静寂の竹林・・・極めて和の風情でありながら、どこかコンテンポラリーでクールな印象のある竹の風景ですね。

そんな印象は他の方々も持つようで、建築家の先生方は竹を良く使いたがります。

この竹、管理する側にとっては厄介この上ない存在なのです。強靭な竹の根は、舗装やコンクリートを平気で押し上げ突き破ります。常緑の葉は、年中多くの落ち葉を撒き散らします。雨後の竹の子、何でこんなところまでとビックリするような場所に竹の子が顔を出します。

もともとは強く張り巡らされる地下茎があるため、軟弱な地盤や山の緩い傾斜地などを安定させるために植えられました。だから人里近くで一団地の竹林を良く見かけると思います。

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写真の竹は大きくならないよう、美しく軽微な遮蔽物となるようしっかりとメンテナンスされていますが、こんな管理は費用がかかってしかたありませんね。

根が必要以上に伸びないように囲いを設け、落ち葉がクレームの種とならないように場所を考え、竹は使い方を間違えないように楽しみたいものです。

小杉造園のホームページはこちらから http://kosugi-zohen.co.jp

インディビデュアル


個性個性というけれど、協調性の中に個性を見出すって大変。

何事も団体行動、多数決。一人のわがままがみんなの迷惑。ルールの中にもルールあり。

結局だれも責任取りたくないだけジャン。これ言っちゃいけないの?

新しいことには勇気がいります。大きすぎる木は切られます。

結局こういうこと、大きすぎてもダメだし、成長しなさ過ぎてもダメ。

目立ちすぎてもだめで、目立たないのも問題。いわば中途半端、でも一番安心。

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それでも実際は生存競争。より目立って虫を集めて子孫を残す。より大きく成長して太陽をいっぱいに浴びる。一人でダメなら、団体で目立ったっていい。

自分らしく生きている人って、輝いて見えます。何かを目指しているは、光って見えます。憧れます。

誰かの言葉に惑わされず、自分の信じた自分らしい道を歩むこと。

One for all All for one

忘れないでいたいものです。

クリスマスにいかが!


見ての通り、クマちゃんです。

針金で作った型に沿ってツゲを誘引しクマに見えるように剪定しています。

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このような植物による造形物をトピアリー(topiary)といいます。鉢に入っているわけではありませんが、洋風盆栽とでもいいましょうか・・・写真のようにかわいらしい植物が玄関先に植わっていたら道行く人たちにとっても心が和みますねぇ。

日本トピアリー協会(http://www.jta.gr.jp/)という団体がありますので、こちらのホームページものぞいてみてください。ビックリするような作品の写真が掲載されています。トピアリー作りの講習会も開催しているようですよ。

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まぶしいぃー!_光害


表参道ケヤキ並木もLED電球に切り替えてイルミネーション復活。

街もお家も瞬く季節ですが、某所のマンション前でふと足を止めてしまいました。

イルミネーションではなくて、庭園灯(外灯)です。

マンションエントランスにヤマモモの木が植栽されているのですが、庭園灯を覆いかぶさるように枝を伸ばしています。

庭園灯の役割もこれでは半減。日中に剪定しているとなかなかそこまで気づかないのでしょうね。Img_0528_2

ずーっと照明にあたって枝も熱くて焼けてしまうでしょうし、居住者さん早く気づいて欲しいなぁと思いつつ、通り過ぎました。

ちょっとした事ですが、気になってしまいます。

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都内の私鉄沿線の駅前花壇です。

レイズドベッドに植わっている草花は、区民の方々が植えて管理をなさっているように見受けられます。花壇らしくて好感が持てますね。

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レイズドベッドとは、文字通り「持ち上げられた花壇」という意味です。花壇が地面から数十センチ上がっているため、腰をかがめずに作業ができる。車イスに座ったまま作業ができる。などの利点があります。

作業する方の利便に合わせてオリジナルの形状で製作するもよし、少しお高いですが出来合いの二次製品を据え付けるもよし。

「最近どうも腰の具合がねぇー」という方はお試しください。

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南国の花?


ランタナ(セイヨウサンダンカ)というお花です。

原産は暖かいというより、暑い!という中南米からやってきた観葉植物でした。「でした」というのは、今やここ東京では、外でも地上で育つほどにたくましく繁殖しています。下町の軒先やガーデニングの素敵なお庭にと東京の風景にすっかり馴染んでしまっています。

とはいいつつも、近年の熱帯のような夏の猛暑にも耐え、開花期間が長くほぼ通年お花が楽しめてしまうランタナは今も人気で市場に出回っているようです。オレンジやピンクといった南国色の豊かな花は周りを明るくしてくれます。

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写真は今日撮ったものですが、近年ランタナのような、自生でも育つようになったデイゴやカエンボク等南国のお花は、私的な感覚ですが東京周辺ではとても開花期間が長く頑張っているような気がします。

冬の寒空の中、赤やオレンジとイルミネーション並みの彩りを街に添えてくれるのは嬉しい事ですが、冬の情緒となると少し複雑な思いもします。

ちなみにランタナは、環境省の要注意外来生物リストに載っている植物です。栽培できなくなった場合は外に放っておかずに、処分をしてくださいね。

みどりについてのご相談は小杉造園株式会社

もだえるマユミ


タイガースの連敗に悩む真弓監督でも、モジモジするお年頃のまゆみ嬢でもありません。何故か腕を組むツリバナマユミです。

マユミは、ニシキギ科の落葉高木で紅葉の美しい木です。ちょっとした山をトレッキングしていると良く見かけますし、その美しさから庭木としても多用されていますので、意外と馴染み深いかもしれませんね。紅葉前には赤く熟した実が弾けて、それらがブラブラ揺れる様もかわいらしいです。

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写真のちょっと変わったツリバナマユミは、知り合いの畑で最前列に植えられていました。たまたま自然発生したそうですが、話しネタに面白いから目に付きやすいところへ植えてあるだけだそうですが、このマユミちゃん、お嫁に行ける日が来るのでしょうか?

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スリムなケヤキ


前回はケヤキの株立を紹介しましたが、皆さんが一番ケヤキをイメージしやすいのは、校庭や街路樹などでほうきをひっくり返したように上方で枝葉が広がるダイナミックに美しい樹形ではないでしょうか?街路樹はぶつ切りにされてしまう印象がありますが、自然風に上手に管理された単幹のケヤキは本当に美しいですよね。「ザ・樹木」って感じです。

今日の写真は、そのケヤキを改良しスマートにしたケヤキ“ムサシノ”という品種です。

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どうしてスマートに品種改良する必要が・・・?とお思いでしょうが、狭い場所にもケヤキを植えたい、枝葉が広がらず管理が容易などのニーズがあったのでしょう。その生い立ちを農家の方に聞いてみたところ、昭和40年代の後半にある屋敷林で発見され、その後、埼玉県で増殖生産されるようになったとのことでした。

写真のムサシノは既に15mほどの高さに育っていますが、なんとこれは初めて改良された際の初代ムサシノの兄弟なのだそうです。畑で並木状に植わっている美しさもさることながら、「初代」って言われちゃうと、何か感慨深いものがありますね。40歳近いわけだ・・・

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