南国の花?


ランタナ(セイヨウサンダンカ)というお花です。

原産は暖かいというより、暑い!という中南米からやってきた観葉植物でした。「でした」というのは、今やここ東京では、外でも地上で育つほどにたくましく繁殖しています。下町の軒先やガーデニングの素敵なお庭にと東京の風景にすっかり馴染んでしまっています。

とはいいつつも、近年の熱帯のような夏の猛暑にも耐え、開花期間が長くほぼ通年お花が楽しめてしまうランタナは今も人気で市場に出回っているようです。オレンジやピンクといった南国色の豊かな花は周りを明るくしてくれます。

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写真は今日撮ったものですが、近年ランタナのような、自生でも育つようになったデイゴやカエンボク等南国のお花は、私的な感覚ですが東京周辺ではとても開花期間が長く頑張っているような気がします。

冬の寒空の中、赤やオレンジとイルミネーション並みの彩りを街に添えてくれるのは嬉しい事ですが、冬の情緒となると少し複雑な思いもします。

ちなみにランタナは、環境省の要注意外来生物リストに載っている植物です。栽培できなくなった場合は外に放っておかずに、処分をしてくださいね。

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