諸国物産展


毎年の年始・GW・夏季休暇明けは、休憩室が諸国物産展になります。

社員の出身地が全国津々浦々、アジア・ヨーロッパなど様々なので、いつもお土産が楽しみです。

今回は、広島のもみじ饅頭、大阪の粟おこし、京都の阿闍梨餅、岐阜の栗和菓子、名古屋のういろう、佐渡島の朱鷺の卵、青森と北海道は忘れました、ドイツのチョコレート・・・

写真(なぜ、カツオがいない?)は、たまたま世田谷のサザエさん通りを歩いたので・・・サザエさんのオープニングはいつも全国の観光地だったと思いまして、上記の話題から連想しました。

それにしてもサザエさん通りは一日中、商店街(桜新町商店街)のスピーカーからテレビアニメの音楽が流れています。毎日が日曜夕方の気分にならないのかしら?たまに通る人間は、どうしてもリラックス(月曜日を思いちょっとゆううつ)しちゃいます。

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9/10(土)は、サザエさん通りが歩行者天国になって「ねぶた祭り」が行われるそうです。お出かけになってはいかがでしょうか。

長谷川町子美術館では「アニメサザエさん展」を開催していました。8/31(水)までだそうです。

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サザエさんも良いですが、小杉造園のホームページはこちらから http://kosugi-zohen.co.jp

建売から変身


Photo

今日はゲリラ豪雨にまいりました。私も含め現場の人たちはビショビショで戻ってきました。今日は雨の中打合せに行って来たので、そのお宅のご紹介を。

写真のお宅は建売を購入されて、買った当初から植栽されていた樹木を活かして改修したいと言う事でご相談を受けました。まだ購入されたばかりでライフスタイルも確立されておらずにいたので、少しずつお庭に手を加えていくようにしましょうとお話して最初は目隠しフェンスとハーブを植える工事をしました。Photo_2

その後裏側の生垣を造り、現在は定期のメンテナンスの御仕事を頂いております。お施主様ご自身でもお花を飾って建売当初が思い出せない位になりました。お庭の姿が違うだけで普通の建売住宅とは随分と印象が変わりますよね。振り返ればもう4.5年のお付き合いです。2011

おうちを買うと合わせてお庭も一緒に造ってしまうことが多々あります。私もお客様の要望を伺ってデザインを提案しますが、実際生活してみるとや「こうした方が・・・」と思われる事があるようです。もちろん、造ったあとに造り直す事もできますがそれも勿体無い話。

最初に完成形にならないので不満かもしれませんが、ご家族のライフスタイルに合わせながら、ゆっくり造り替えていったよい例です。またお庭もお付き合いも長く保てればいいなぁと雨の帰り道思いました。

お庭造りのご相談は小杉造園株式会社

管理コスト


たまたま畑に対照的な二種類の低木が仮植されていたので撮りました。

手前のオリーブの後ろを見てください。向かって右側は爽やかな葉色が近年人気のシルバープリペット。左側は古くからよくお庭で見かけるヒイラギナンテンです。

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何が対照的かというと、シルバープリペットは日当たりの良い場所でスクスク育ちます。育ちすぎるほど徒長の著しい植物です。かたやヒイラギナンテンは日陰や乾燥にも強く冬場に黄色い花を付けてくれる植物です。

ここで注目したいのは、この二種類の低木。どちらが管理コストがかからないか?ということ。答えは「ヒイラギナンテン」です。

ヒイラギナンテンはほとんど刈り込み管理を要せず、伸びて気になる枝を落とすぐらい。ほぼフリーメンテナンスといっても良いほどの優等生です。一方でシルバープリペットは、一年で数十センチも伸びるので、盆暮れに管理をしていてもその間に徒長して管理作業をしていないように見られちゃうほど。また高さを抑えて維持するために相当の刈り込みを要するため、数年後には太い枝を切ることになり、見た目もおかしくなってしまいます。

小杉造園では、余程お客さんからの希望がなければシルバープリペットは植えません。お客さんにもしっかりと管理面のお話しを説明します。シルバープリペットを植えてはいけないということではなくて、伸びても困らない場所へ配置しましょうということです。

見た目にかわいいからという理由だけで計画してしまい、後の管理で大変な思いをしているお庭や緑地を散々見てきました。だから専門家として、後々のことまで考え計画し、ちゃんとお客さんのご理解をいただきます。

何事も見た目に惑わされず、しっかり物事をジャッジしていけたら良いですね。齢40にして未だに迷い続けております・・・

小杉造園のホームページはこちらから http://kosugi-zohen.co.jp

散髪しましょ。


今年の猛暑もそろそろ終わると今日の天気予報で伝えていました。

でも、今日も猛暑…普段汗かきではないハズが、ちょっと外を歩くとダラダラと絶えることなく汗が出てきますね。

今日はお客様のお庭にあった、お花でお手入方法をお伝えしようと思います。

 

Photo梅雨明けに植えたペチュニアもそろそろ夏バテ間伸びしてしまいました。こんな時には一度短く切り戻してあげます。そうするとまた、秋まで生長して花を咲かせてくれます。

ポイントは下の写真のように節のところをで切ることです。節のところから新しい芽が出るので、節の上部でパチッとカットしてあげましょう。まだまだ伸びるので、なるべく葉付いている節のところで短くしてみてください。Cut

 

日も少しずつ短くなり、暑さも和らいでくるはず。夏の間に伸びた植木をそろそろ散髪してみませんか?

ガーデニングのご相談は小杉造園株式会社

 

今年もサルスベリ


毎年夏になるとサルスベリ(百日紅)の花を紹介していますね。

ご近所で道すがら写させていただくだけでネタに困らないぐらいですので、よく庭に植えられているってことなのでしょう。

今年の写真のサルスベリは、まあるく花がついてまるで花火のようですね。夜間ライトアップしたら、本当に花火みたいに見えるかも。節電の今年はやめておきましょう。

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下の写真は、たまたま会社にあったサルスベリ。写真で分かるように、サルスベリは枝先に花をつけます。今年の春から夏にかけて伸びた枝に花芽を分化させるということです。故に、花が終わったら枝を切り詰めて形を整え来年に備えればよいということになります。サルスベリは旺盛に新芽を伸ばしますのでしっかり切り戻しましょう。

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植物の生理を知って手入れをすれば、うっかり来年のつぼみを落としてしまったなんて事もなくなりますね。よく分からないもの、悩ましいことは専門家に聞くのが一番です。ということで、夏季休暇の間にゴルフレッスンへ行って専門家のご指導を仰いできます・・・。

植木のことであれば小杉造園へどうぞ http://kosugi-zohen.co.jp

ヴァニッシュ


人は失ってから気付くものがあります。

いつもそこにあって気付かなかったけど、無くなったとたん、なんだか殺風景で見晴らしがよくなった。見晴らしがよくなったなら良いけれど、プライベートを覗かれるのは困る。

木の存在感。空気のようで、身近な存在。必要不可欠。時にはあって邪魔になるけど、無くしてしまうとなんだか寂しい。

人間以上に地球との信頼関係を保っていて、そして古い関係。でも今、地球と樹木の関係を、間に入って壊そうとしてしまっている。また失ってから気付くなんて…、今ならまだ間に合うの?

ちょっとした出来心、“ちょっとならいいか”はほんの入口でしかないのかも。それでも、いろんな人がいるから、そこには利害があるから。でも、それはいったい誰の利害、だれの理由。

答えを見出せないままに失くしてしまうものとは。一時の感情に流されることなく、時にはじっと考えてみから決断をしても遅くないのでは。失ってしまう前に、できること。日ごろ身近なものにこそ。Photo_2

植木のご相談は小杉造園株式会社

これから夏休みの注意事項を話しまーす


ハーイみんなー、これから夏休みの注意事項を話しますので、くれぐれも事故のないよう、しっかり聞くようにしてくださーい。

今も小学生たちは、終業式の日に先生からこういわれているのでしょうか?

学生はもう夏休み真っ只中ですが、疲れた大人たちもいよいよ夏季休暇が目前ですね。

そこで、大人のみなさんにも自宅のお庭やプランターに対する注意事項を一つ。

一つだけですのでしっかり守ってくださいねー。

「水やりだけはしっかりお願いします」

これだけですが、なかなか・・・先週までは夏らしからぬ涼しさと、適度なお湿りがありましたが、今週からは夏本番になりそうです。あたりまえですが、植物の多くは水分補給ができなければ枯れてしまいます。旅行などに出かけられるお宅では要注意です。当方にも「留守の間に水やりに来て」なんて相談もあります。

路地の庭でしたら仕方ありませんので、ご近所さんやお知り合いの方にお願いして水やりに来ていただくしかありませんね。

あと、家庭用に安価で小規模な自動灌水装置が売られていますのでこれをつけると良いかもしれませんね。雨水を利用できたり、電池で作動したり便利にできていますよ。

プランターも同じです。こちらは特に乾燥しがちなので、路地以上に要注意です。対策は路地の庭と同じ。あとペットボトルから少しずつ水が出るような仕組みになったアイデア商品も売られていますので試してみてください。

写真は都内某所の花壇です。

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繁華街のど真ん中にある割にはキレイでイキイキしています。おそらく近所の方々がマメにお手入れしてくださっているのではないでしょうか。

楽しい旅行のプランとともに、留守番する植物やペットへの配慮もお願いします。

小杉造園のホームページはこちらから http://kosugi-zohen.co.jp

新しいビルと立派な樹木


赤坂の溜池交差点近くで新しいビルに植わった樹木が目に入りました。

最近の大きなビルや再開発は、ランドスケープもよく考えられており感心します・・・。

外堀通り沿いに10m級のカツラが並び、美しいですね。

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歩行者の目線で見た場合、ボリューム感としても大きなビルに調和します。これぐらいの樹木を植えていただくと都心にあっても緑の量を感じられます。

落葉後がどのような景観になるか、是非確かめてみたいところですが、隣地側一番隅(写真奥)には常緑のシマトネリコを配しています。区切りや視点止めとして意識したレイアウトだとしたら、よく考えられていますね。

一方敷地角のオープンスペースは、シマトネリコが群植されています。

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これも大きなシマトネリコで感心しましたが、ちょっと込み合っていて中央部では葉が枯れ始めています。日照の差込や通風を考えた、今後のメンテナンスに期待します。

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