台風の話


9月21日の台風はとにかくすごい爪あとを残して行きました。

通常であれば平気な樹木も、想定外の強風で倒れてしまったようで、台風の翌日から緊急対応に毎日大忙しです。今回の台風では抱きかかえる事が出来ないくらい大きな木も倒れてしまうほどの被害です。Photo_8Photo_3

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傾きかけた樹木はいつ地面に倒れるかわからないため大変危険です。また、枯木なども通常の樹木に比べ強風で折れやすく同じく危険です。

点検に伺ってみて思うのが、しっかりと新しい支柱で固定していないものは損害を受けているものが多いようです。 はやり、定期的に支柱を交換した方が良です。あと、大きな木は3-5年に1度は差しさわりのあるものは枝を落としたほうが良さそうです。

地震と同じく日頃からの対策が効を奏すようです。

もし、傾いた木や枯木が敷地内にある場合には、ぜひ小杉造園までご相談くださいませ。

台風後のチェックは小杉造園株式会社へお任せ下さい。

「勇気ある経営大賞」を受賞


先日、第9回「勇気ある経営大賞」 優秀賞を受賞しました。

こちら、東京商工会議所主催の顕彰制度で、「革新的あるいは創造的な技術・技能や経営手法等により、独自性のある製品・サービスを生み出している企業の顕彰を行い、その活動を広くPRすることで、後に続く中小企業に目標と勇気を与え、ひいては経済の活性化に資することを目的としている(東京商工会議所ホームページより抜粋)」ものです。

小杉造園に対する表彰のポイントは、

・技能五輪国際大会で金メダルを獲得し、職人の社会的評価の向上に多大な貢献をしたこと。

・セミナーや実際の作庭を通じて世界に日本庭園を広め、一中小企業の枠を超えたグローバルな展開を推進していること。

などを評価いただきました。どうもありがとうございます。

詳しくは、こちらの東京商工会議所のサイトをご覧ください。

http://www.tokyo-cci.or.jp/chusho/keieitaisho9_110916.html

徒然むし日和12


台風一過で今週末から涼しくなるようです。真夏日という単語ともそろそろお別れ。食欲の秋。害虫の秋。虫もそろそろお休みに入ります。今年の害虫達の姿も見納めに近いです。

P1120855ムクゲにホタルのような虫がついました。ハムシの仲間とおぼしき姿をしています。ムクゲの花が咲きえる事を惜しむように集まっていると思いきや、花や葉を食べるためでした。やはり害虫も食欲の秋ですね。

ハムシ類は花や葉の表面を食べるため、透けたようになります。大量発生するのが難ですから、見かけたら成虫のうちに殺虫剤で対処するのが望ましいです。

これから紅葉、景色も虫も愛でて楽しんでください。

害虫のご相談は小杉造園株式会社

心遣い


「ちょっとした心遣いも味のうち」って相当ムカシにJTのコマーシャルでありましたが、設計はこの「ちょっとした心遣い」がどれだけできるかで、出来上がったときの“デキ”が決まると思います。

いつまでたっても「あーっ、ここのところ、こうしておけばよかった・・・」ってシバシバです。

写真は、石の立派なベンチ。雨上がりにはしばらく座れません。こういうことです。

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小杉造園のホームページはこちらから http://kosugi-zohen.co.jp

徒然むし日和11


久々に害虫姫からのお知らせです。まだまだ残暑が残っていますね。

虫たちも冬を前にどしどし発生中です。昨日、とあるマンションのサクラの消毒作業をしたところ、大量の毛虫達が収穫されたのでご報告します。

Dscf9782公道に面している桜並木で、春はとってもきれいなのですが、モンクロシャチホコという毛虫がむしゃむしゃと食べつくしておりました。公道沿いということもあり、住まう方以外にもご迷惑をかけてしまうので殺虫対応。袋にいっぱい捕獲しました 。

数週間前からはいろんな場所で桜の木に毛虫が大量発生しているという話が沢山でています。
この時期葉っぱのないサクラの下を通るときには虫がポタッと落ちてくるかもしれません。お気をつけ下さい。

あと、袋いっぱい具合を見てみたい方は下の写真をクリックしてみてください。

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害虫のことなら小杉造園株式会社

気をつけよう壁面緑化


壁面緑化、増えてますねぇ。

行政の助成制度、環境意識の高まり、節電効果、商業施設なら対外的アピールやデザイン的な見栄えなどから、本当に増えてます。

でも、あまりきれいなところってないですよね。できた当初はきれいでも、1年後に見てみるともう手入れが行き届いていない。余程、管理費用を見込める場所はいいですが、それ以外のところは・・・まだ路地植えの壁面緑化は良いですが、プランター植えやポット式のものは本当に手入れが重要です。

「あそこで見たのがキレイだったので」という導入も失敗の元です。方角(日当たり状況)や灌水方法などを鑑みて樹種選定しないとすぐに植物が傷んでしまいますから。

写真は、ビルとビルの谷間でほとんど日が当たらない場所。日陰に耐えるヘデラではありますが、「こんなにキレイに管理しているんだ」と感心して写真を撮りました。ツルを登攀させる補助資材にはステンレスのメッシュを使用していました。

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かたやすぐそばにあったビルでは、階層ごとにプランター植栽で壁面緑化していました。緑の中にわい性のサルスベリが植わっているようで、所々に見えるピンク色が人目を引きます。

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大手町、丸の内界隈は、壁面緑化をはじめ新しい緑化技術の見本市みたいです。興味のある方は、ぜひ一度、散策してみてください。

我々、第三者は楽しんで拝見していますので、がんばって面倒みてくださーい。

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ササの対策


また、蒸し暑くなってしまうようですが、今日は少しだけ秋の気配を感じる日ですね。

ちょっと前になりますが、某マンション様のお手入にあがりました。ササが植栽の間からワサワサと生えていました。ササは地上より上に出ている部分だけとっても地下茎がしっかり根付いてしまってササにとっては何らダメージになりません。という事で実験で除草剤を葉っぱに塗る対応をとってみました。

Photo_3 葉っぱに塗って根っこに移行させて除去してしまおうという対策で考え実験してみました。その後確認に行ったところ枯れていましたが、植栽部分でも除草剤がかかった部分に影響を及ぼしていました。やはり地道に抜いていくのが安全なようです。Photo_4

ササは夏に一番生育旺盛に繁茂します。ですから、この時期に抜いてしまうと生長もやや抑制されます。毎年夏にササ除去を行なっているとだんだん無くなっていきます。

すぐに効果がでればと思って実験してみましたが、やはり地道に行なうことが良いようですね。残念なような、納得なような・・・。

お庭手入のご相談は小杉造園株式会社

台風を待って出荷


畑からあげてきた草花ですが、台風が過ぎ去るまで事務所で数泊していきました。

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植えてすぐ暴風雨では根付く前に大変なので、お客様のご理解をいただき作業を順延させていただいた現場です。

じゃぁ、嫁ぎ先でも大切にしてもらってください。

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笑うヒマワリ


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節電や猛暑で、いつもの夏より、すこし気分が滅入っていたのでしょうか。このヒマワリを見つけた時は、すごく感動しました。明るい笑顔で元気に太陽に向かって背筋を伸ばすヒマワリ。すてきですよね?

歩道脇の植栽帯に咲いていたヒマワリだったので作者不明ですが、アレンジセンスに感激し、思わず撮影しました。
森林や、何百年も生きている樹木や、困難な場所に生きる草花など、植物からパワーをもらうこと事態はそんなに珍しくありませんが、ちょっと人の手が加わることで表情が生まれ、つられて笑顔になる感覚は私にとって新鮮な体験でした。

天気に振り回される夏がやっと終わり、過ごし易い秋が来ると思うとほっとします。
しかし、秋は昔から台風の多い季節。最近の大雨や暴風は、頻度も多く、被害のスケールも大きくなっています。

今日のニュースでもアカシアの木がお家に倒れたと流れていました。家の中の安全対策はもちろんですが、家の外周り、特に樹木の支柱が腐っていないか、枯枝が木にぶらさがっていないか、安全チェックをお勧めします。
そして私も皆様も、憂いなく健やかに食欲の秋を満喫できますように!!

台風前のお庭点検相談は小杉造園株式会社