お花見


桜が咲くと一気に春という季節を感じます。だんだんというか、ぐっと気温も上がり春らしくなってきました。
春と言えば桜ですね。この前の休みの日に桜が満開だという情報を仕入れ、お花見に行ってきました。場所は神奈川県にある松田山ハーブガーデンという所です。桜と言いましても、一般的な種類の「ソメイヨシノ」ではなく、それよりも早く咲く「河津桜」という種類です。通常は2月中旬頃から咲き始め、3月上旬までが見頃なのですが、今年は開花が遅れており3月中旬頃が見頃となりました。

菜の花と桜のコントラストがとても綺麗でした。たまには仕事を忘れゆっくり花を見るのも良いですね。Photo

ソメイヨシノの開花も遅れているようです。花見をするには暖かくて良いかも知れませんね。次は何処に行こうかな。

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マルチング


「マルチング」ご存知ですか?

最近は家庭菜園を楽しんでおられる方々も多いため、結構、一般的になった単語でしょうか?

畑であれば、黒いビニールシートや紙などが畝に沿って敷いてあるし、植栽地であれば、ウッドチップや砂利などが敷いてあります。そう、あれです。

マルチングの効用は、雑草が繁茂するのを抑える、地温を安定させる、水分の蒸散抑制、雨の跳ね返りによる作物や建物の汚れ防止など様々です。

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わたしたちは一般的にウッドチップやバークチップを使いますが、写真は珍しく園芸用パーライトが敷いてありました。前述同様の効果はあるのかもしれませんが、見た目はどうでしょうかねぇ・・・って印象です。

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日照問題の解決事例


日本列島の日本海側では記録的な大雪が観測されたりまだまだ寒い日が続いておりますが、皆様は如何お過ごしでしょうか。

昨年、とあるマンション様からマンション横の森の木を切って欲しいとのご相談を頂きました。 Photo

Photo_2上記写真は、昨年の秋頃の写真です。森の木が伸び放題になっておりマンションに日が当たらなくなっておりました。そこで、邪魔になっている木(クヌギ)を手入する事になりました。

お客様のご要望として

・周辺の自然環境を考慮してなるべく元の自然の状態を壊さず

・日が当たるようにしたい

という意見を汲取り、私の方で枝下ろし(鋸透かし)作業実施のご提案をさせて頂きました。「枝下ろし」とは剪定方法のひとつですが、通常の剪定と違い枝の大元から切除してしまう剪定です。太い枝を切ってしまうことは、樹木に大きな負担がかかります。作業時期は樹木の休眠期に入る冬がベストと判断し、お客様にもご納得頂いて今回実施する運びとなりました。

実際の作業は森の中で重機が入れない条件下、人力にて登り込み、枝下ろし作業を進めていきました。又、マンションの境界部分にはフェンスがあった為切った枝も不用意に落とす事が出来ないので、ロープで切った枝を吊りながら慎重に作業を進めていきました。

Photo_3 Photo_4 このように作業員も居住者様にも安全配慮が難しい条件ではありましたが、極寒の中で作業員一同、協力して無事に作業終了する事が出来ました。

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ご要望・目的により剪定方法も様々ご提案できます。小さな事から大きな木まで樹木に関する事ならどんな事でもご相談は小杉造園株式会社に!

これは何でしょう?


船体、鉄火面・・・壁面緑化でした。

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壁面緑化もいろいろな商品が出尽くし、いよいよ見せ方のデザインが問われる流れなのでしょう。

個人的には、美しい事例を見たことがないのと、所詮、売り手側の都合の良い理屈だという気がして壁面緑化は好きになれませんが・・・できればツルを這わすぐらいにしたいと常々思っています。

で、人目を引くデザインに出会って写真を撮りました。まだ工事中でしたので、一年後、植物が生長してどのような景観が出来上がるのか、楽しみにしています。また季節が変わった頃に見に行きたいと思います。

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高山植物


少しずつ春らしい陽気も感じられるようになってきましたこの頃ですが、先月お客様の花壇に植えさせていただいた「クモマグサ」の花が咲いていたので撮影してきました。

よく園芸店などで、「高山植物のクモマグサ」、として売られています。確かに高山植物ではあるのですが、一般に市販されている「クモマグサ」は、正式には「セイヨウクモマグサ」といい、ヨーロッパ原産の園芸品種。日本に自生している「クモマグサ」というのは、北アルプスの白馬岳と御嶽山にのみ分布している貴重な高山植物なのです。Photo

私もこの「クモマグサ」の実物を見たことがありません。高山植物というのも、存在自体が地球気候変動の歴史そのもの、と思えるほどとても興味深い植物達です。御興味のある方はいろいろ調べてみるといいかもしれません。

これから春になれば、また野外での遊びが非常に楽しい季節になります。雪は雪で遊び甲斐がありますが、生命の躍動を強く感じられるこの季節はやはり最高ですネ。書きながらわくわくしてきてしまいました。皆様も「春」をお楽しみ下さい!

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優先順位は?


害虫姫、久しぶり!

艶やかな体のフォルムが素敵・・・?まぁ、いいや。

さて、今日の写真は新宿のあるビルの前。歩道とビル前の広場に挟まれて植栽地が設けられています。

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意図的に踏む人はいないでしょうが、多くの通行人が行き交う場所だけに、植物は無残にも踏み荒らされています。

このような結果になることは容易に想像できますが、設計者は何をプライオリティとして設計したのでしょう?

「植物は踏まれてもいいから、花壇の立ち上がりをなくしたほうが見た目にカッコいいだろう」と考えたのだと思います。または、何も考えていなかったか。それとも何をさておきフラットにしたいと要望した人がいて、それに従ったのか?

この場合、しっかり視認できる高さの立ち上がりで花壇を囲むことが一番です。つまづくことなく、植物も踏まれることなく。でも、座れてしまうとお尻で踏まれたり、ゴミを捨てられたりしますのでご注意を。

いろいろ忙しい中で仕事をしても、使うことを考えて細かなところまで配慮できた設計をしたいものです。反省。

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徒然むし日和14


お久しぶりです。久々、害虫姫からのお便りです。

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コガネムシ。つやっつや[E:shine]の緑色の体とフォルムが素敵な虫です。

ですが、成虫は葉の食害をするが、幼虫は根の食害をする、なかなかガーデナーにとっては悩ましい害虫です[E:despair]
近年、都心では幼虫に根を食べられて急に樹木が枯れてしまうという枯れが増えてきました。大事に育てていたのに急に枯れてしまった[E:sweat02]・・・と悲劇にならないように今から備えましょう。

成虫の発生が5月ごろということは、今の時期に土中の幼虫を駆除する必要があります。手で捕殺するか、薬剤を使用すると効果的。捕殺が難しく、薬剤を使いたくない場合は、鉢ごと数時間水に浸しておくと溺死すします。しかしこの方法は、頻繁にやると根腐れする危険もあるので要注意[E:sweat01]

Rimg0030成虫は卵を何十個も生むので、もし一匹みかけたら対処しておきましょう[E:sign01]

今年の冬はとかく寒くて、東京では雪ダルマができるほど積もりました[E:snow]。気候の影響で害虫の発生状況もまた違ってくるかもしれません。楽しみです[E:heart04]

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コストバランス


判断する人の視座により、重点箇所はまったく異なりますので、コストバランスって難しいですよね。

例えば住宅であれば、事業主と工事会社、緑地のことなら造園会社でもまったく異なります。事業主の中でも、設計担当と販売担当で異なるでしょうし、設計の中でも意匠と設備の兼ね合いは常について回ります。

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写真はできたばかりのオフィスビルだと思いますが、建物ファサードには実に立派な資材がふんだんに使用されていました。でも緑地を見ると、とても貧弱。最後に植えられる植物のボリューム感、配置のセンスで沿道景観はガラッと印象が変わると思うのですが・・・

たとえば10億円でマンションを建築したとして、緑地にかけるコストは0.5%内外。0.1%(100万)増やしてもらえば、ずいぶんと良いものになると思うのですが。0.1%の利益を確保するのは大変だと思いますが、せめて設計段階では予算計上していただきたいものです。

その費用対効果が非常に高いと思うのは、植木屋だからでしょうか?

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あなたのマンションにも


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いかがでしょう。

樹名版といいます。皆さんに少しでも緑のことを知ってもらうために、マンションに植わっている樹木につけて楽しみます。弊社では、「樹名版とりつけイベント」と称し、お子様方の情操教育のためのお手伝いでイベント実施するマンション様の補助作業も行なっております。

最近はプラスチックで出来た既製品もあります。でも、弊社の樹名彫り職人が一つ一つ手作りでそのマンションに植わっている樹木の名前を彫っていきます。ハンドメイド感に満ち溢れた手作り品で、ネットで売ろうかと思ってます。

これをきっかけにもっと造園、植木にもっと興味を持ってもらえればと思い、今日もコツコツ手彫りしています。

ぜひ、おうちに一ついかがでしょうか?

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