春の強風


4月の台風並みの強風、皆さんの周辺の植物は大丈夫でしたか。
特に高い建物の周りに植わっている高木は要注意です。高い建物の周辺では、特有の風の通り道があって、強く風が吹きぬける場所があります。そういう場所で、長く手入れされずに枝葉が茂り過ぎている高木は、風を受けやすく折れたり、倒れたりといった被害が出やすくなります。そういう場所の高木は、しっかりと支柱を取り付けることも必要ですが、こまめな剪定で、樹冠を小さく、軽く仕立てておく必要があります。とくにコニファーの類は樹冠が重い上、根張りが不十分なことが多く倒木や傾斜木になりやすかったりします。

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そういう場所に植わっているコニファーは、ただ刈込むだけでなく、春先の良い時期に、強めに切り戻し、時に枝透かしをして、樹冠を軽く、風を受けにくくしておく必要があります。写真にあるように、あまり高くせず、枝抜き剪定をしておくと倒木のリスクも軽減できます。

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