開花ラッシュ!


「三寒四温」も「温」のみになりつつある今日この頃、いたるところで様々な花がどんどん咲いており、外回り中に見かける花の多いこと。今年はヤマザクラとソメイヨシノがほぼ同時に咲いたりしているのも珍しくなく、「北海道の春は一度に来るのでいろんな花が同時に咲く」という話を以前聞いたことがありますが、今年の春はそんな北海道の春ような、みんな一斉に咲き競っていてちょっと気後れしてしまうような、そんな印象を受けております。ただ、花は散るのを待ってはくれませんので写真をたくさん撮るようにしておりまして、そのうちきれいに撮れたと思われるもの(大目に見てください・・・)をご覧下さい。写真上から順に、コブシにソメイヨシノ、ハナカンザシ、まだ花開いてはいませんが珍しいのでゴモジュ。スイカズラ科ガマズミ属の常緑低木で、葉を切るとゴマの香ばしい匂いがするのが名の由来だそうですが、花はとても甘い香りがします。熱帯から亜熱帯に自生し、関東ではあまり見かけませんが、大きく生長した株を先日見かけました。いやーしかしいい季節になりました、皆様も花見などでこの春を楽しんでください!あと、飲み過ぎには気をつけてくださいね!

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サクラサク


「サクラサク」

いい言葉ですね。何かハッピーな気分になります。

残念ながら咲かす機会を逸してしまった方も、今はそのように思えないかもしれませんが、次回はもっときれいに咲くかもしれませんよ。そう信じて乗り越えましょう。

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写真は、3/21(木)に都内で撮影したものです。

何か今年のサクラは急に咲いちゃいましたね。絶好とはいえませんが、お花見週末は楽しめましたでしょうか?せっかく咲いたのだから、来週末も楽しませてもらいたいですね。

百花繚乱


世田谷のとある現場にて。あまりにも可憐な姿に、しばし見惚れて思わず写真を撮りました。
写っているのは「乙女椿」という品種のツバキだそうです。

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職人さんに訊いても、椿の品種名まではなかなかでてきません。かえってお施主様の方が詳しかったり・・・。
このツバキは、まさに名を以って体をあらわすといった感じですね。
今年の春は、気候のせいか、花の開花が種類によって、かなり早かったり遅かったりしてるようです。
確かウメは全体的に開花が遅れたとか言っていたような。ちょうど梅の開花時期に関東地方も雪が多く、遅れたようです。
サクラは逆にかなり早まったよう。サクラの花芽は、冬の間休眠しているのですが、極端に寒くなると覚醒するのだとか。
雪が多かった分覚醒しちゃったんでしょうか。
その後のこのところの急な暖かさで、開花が一気に進んだようです。
お庭のお花たちもいよいよ本番。皆さん春を満喫しましょう!

どうやって造ったの?


神宮外苑から青山をブラブラしていてこんなものを見つけました。

鋼製グレーチングに木片が埋め込んであるのでしょうか?

このような商品があるのか、特注で造らせたのか・・・いずれにせよ気の遠くなるような手間を感じますが・・・どうしてこの意匠じゃなきゃいけなかったのでしょうか?

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明治神宮の森へ


日に日に春めいた気候になってきましたね。
先日の暖かい日、明治神宮の森を散策しました。

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この森は大正4年、自然更新する森を目指し、林学者の本多静六氏や、造園家の本郷高徳氏らによって計画された人工の森となっています。
工事前は樹木も少ない草地や畑地であったそうですので、壮大な計画ですね。

御苑にあるパワースポットで有名な清正井(きよまさのいど)へも、せっかくなので行ってみました。

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都心の中で緑を感じられ、とても癒された一時でした。

次の一手は?


駅舎の改築に伴い2階コンコースへのアプローチが遮断されている歩道橋です。

取壊していないところを見ると、駅舎が出来次第また繋がれるのでしょうか?なんか登れてしまいそうで怖いですね。

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この歩道橋はどうなるのか分かりませんが、この20年(またはこの先も)、バリアフリーで立体交差が減っているので、新築する歩道橋も減少の一途なんでしょうか?

お屋敷が減り、和風庭園が減少している造園業界は何十年も前から業態変革、新規事業開拓などを迫られていますが、橋梁メーカーはどうしているのでしょう。鉄鋼業界と緑産業のコラボってあり?

路地裏の楽しみ


東京都心の細い路地には、それはそれは想像を絶するほどの飲食店がひしめき合っています。日本全国、造園会社が何万社あるのか知りませんが、その競争原理たるや比ではない大変な世界だろうな、と容易に想像がつきます。

そうそう外食もできませんので、料理が美味しいのかお値打ちなのか分かりませんが、エントランスの工夫を凝らした佇まいを楽しませてもらっています。

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写真のお店は、一見するところ日本料理を供してくださるのでしょう。道標みたいなものは陶器製で夜は明かりが灯るのだと思います。せっかく飾った季節の梅は、植木鉢が安っぽくて残念です。

料理でも造園でも、ちょっとした最後の気遣いが見る者の印象を大きく変えてしまうものだと学ばせていただきました。