この時期のお仕事


寒い季節が続いてますが、皆様体調など崩されていませんか?

冬の間は、樹木も活動が少なくなり、落葉樹は葉を落として休眠期に入っています。

小杉造園ではこの時期、落葉剪定が頻繁におこなわれています。

なぜなら落葉樹は休眠期に剪定する事で樹木への負担が少ないから。

先日とある場所で大高木の剪定作業をおこないましたので、今日はこちらのご紹介をさせて頂きたいと思います。

Imgp1287   Imgp1289            一人が下でクレーンを操縦、もう一人が直接枝に登り込み、枝をロープで固定し、ギコギコギコ…。

そしてさらにもう一人が枝が地面に落下しないように枝に固定したロープをひっぱりながらゆっくりと、切った枝を下す。と、作業は人がかりで進んでいきます。

半日かけてイチョウ1本の作業が完了。サッパリ切らせて頂きました。

この場所では2年に1回のペースで大高木の剪定をしているのですが、高ーーいところまでヒョイヒョイ登って行って下さる職人さんには、いつもビックリさせられます。

こぶ病?


 マテバシイに、たくさん瘤がついていた。

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さといものようなものがごろごろと。 

剪定の切断箇所やその周辺に特化してでているわけもない。

なんかの病気だろうか。でも弱っている様子もない。

今後も調査・育成観察してみます。

 

参拝2


 

「伊勢神宮へ行ってきました」

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式年遷宮された社が神々しくまさに神様が鎮座される場所という風格でしたが

仕事がら、木の方にばかり目が行ってしまいました。スギの巨樹が林立し太古から受け継がれる

伊勢神宮の歴史を感じましたが、よく見るとどうも大杉達は衰弱傾向のようです。

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原因は定かではありませんが、最近は大木が枯れる原因の一つの中で大気汚染が注目されているのだとか。

樹勢回復の研究が進み、なんとか式年遷宮のように、神々しく復活して欲しいと願うばかりです。

お参りの後、出店に誘われて時間をかなりロスしてしまい、内宮につく頃には辺りは真っ暗。

伊勢の寒さも大変厳しいので、皆様お参りの際はお気を付けください!

ソシンロウバイ


寒いと身を縮めて、あまり周りを見なくなる私ですが、黄色いひかえめな花が咲いていたので撮りました。

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 そろそろ、ロウバイの咲くころとなりました。

 この時期、花が咲くものが少ない中、梅に蝋梅と咲いて、椿もそろそろ蕾が大きくなってきたころでしょうか。

寒い冬ですが、少しずつ近づく春を待ちわびながら、

今年もその時期ならではの、良い写真を記録していきたと思います。

新年に際して


 皆様、初詣には行かれましたでしょうか。私は、二日に門前仲町の富岡八幡宮に詣でてまいりました。

二日は天気も良いこともあり、大勢、参拝する方がいらっしゃいました。

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富岡八幡宮には、これまで何回かお参りに来たことはありましたが、ここまでの人出を目にしたのは初めてです。

さて、並ぶこと、三、四十分、社殿に辿り着きました!

天気が良く、青空に社殿が良く映えていました!

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想いを込め、神前にて、今年の無明息災を祈念いたしました!

皆様、どうぞ本年も小杉造園株式会社をよろしくお願い申し上げます。

 


 

ヤツデの花


厳しい寒さが続きますが、この時期に花を咲かせている樹木もあります。

いつもは大きな手のような葉を広げているヤツデですが、
今はこのような白い花を付けています。

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[写真]
ヤツデは耐寒性、耐陰性があり、厳しい環境でも生育が可能です。
11月頃から花を咲かせ、4~5月に熟する実を鳥がよく食べに来ます。
また、手のような葉が人を招くという「千客万来」の縁起木でもあり、
玄関や門等に植えられる事もあります。

葉のイメージの強い樹木の、少し違った姿が見られると面白いですね。

栴檀(センダン)


 この間、現場調査に行っている帰りに目を引くものがあり撮りました。

一見、オブジェか…とも思いました。 

センダンという樹で、おそらく実生で一気に伸びたのでしょう。 

葉を広げたところで切られたのだと思いますが、変わった形で切られていたので まるで何かの芸術作品のようでした。

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 これを作品とみるか、ただの切られた木と見るかは、見る人の感性によるかもしれません。