こすぎとクローバー


 クローバーというと、今人気のももいろや、はちみつが有名な昨今ですが、

本家植物のクローバーも昔から日本人に親しまれているものとして

見逃せないものではないでしょうか。

野原で幸せを呼ぶ四つ葉のクローバーをさがす姿に、何となく憧れを

感じてしまうのは私だけではないと思います。

クローバーの利用法ですが、農業においては、クローバーと共生する

根粒菌が固定する窒素の効果が期待され、緑肥作物として栽培することが

あるそうです。そして造園業界ではまれに土壌を被覆するための

グランドカバープランツとして用います。

Photo

写真はグランドカバープランツとして使用された例ですが、このように

一面がクローバーで覆われると、思わずかけよって寝ころんでしまいたくなります。

※もちろん、我慢いたします。

蛇足ですが、クローバーは芝生においては非常に厄介な雑草です。この場合、

除草剤を散布してクローバーを枯らすこともあります。

 ある時は生かし、ある時は枯らし、因果な商売だなあと感じます。