アフロカイヅカ


 ちょっとファンキーなカイヅカを見つけました。

ひと昔、ふた昔というでしょうか。そんな前に流行ったような髪型に感動。

 

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 最近では使わない言葉も増えましたが、樹木もしかりで、カイヅカイブキも、少し前までは生垣などでも使われる、主要な樹木の一つでした。 

恐らく、徐々に葉張りが出てきてしまうことが原因ではなかろうかと思います。

最近ではめっきり使われなくなりました。

この木も、駐車場の後ろがぶつかるということで、このように切られたようです。 

あまりにも個性的な2人で、思わず顔を書いてあげたくなるような、カイヅカイブキでした。

落葉のグランドカバー


じめじめとした梅雨が続いていますが、梅雨の晴れ間には夏の訪れを感じますね。

先日都内のある公園を通りかかった時、少し休憩がてら木陰に入ってみたのですが思いがけずふかふかの地面に少しびっくりしてしまいました。

マンションの植栽は土壌がカチカチになっているところが多く、見た目はきれいでも 植木にとっては快適な環境とは言えないところが散見されます。

未熟な有機物を過剰に堆積させるのは良くないのですが、適度な量の落葉を戻してあげることはやっぱり大切なことなんだなあと、改めて思いました。

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雑草対策


みなさんそろそろお庭の草引きに辟易されているのではないでしょうか。適度な雨と気温の上昇でいよいよ雑草の最盛期を迎えます。これからは、抜いても抜いてもすぐその後から生えてくる、いたちごっこのいやな季節ですね。

ちょうど近所でひとつの雑草対策を見かけたので、ご紹介します。

そこでは防草シートを敷き詰めて雑草対策をしていました。写真を見ていただければわかりますが、同じシートでも材質によっては、シートを破って雑草が生えてくる場合もあるようなので、実施にあたっては材質にこだわることも必要かと思われます。施工にあたっても、シートのつなぎ部分に隙間が出るとそこから雑草が生えてきますので、しっかり重ねること。また、シートの止め金ピンだけだとピンでできた穴からも雑草が生えてきますので、ピンにちゃんとした円盤状の押えがついているものを選ぶと良いようです。

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 シートの敷き詰めだけだとそっけないので、できれば化粧砂利等をその上に敷くと見栄えも良くなると思います。砂利の敷き詰めだけでものっぺらとしておもしろみがないので、縁石や景石を据えるともっとよいでしょう。石だけだと生気がないので、植木を配し・・・・おっと、雑草対策から話がそれてしまいました。とにもかくにも今は、いろんな雑草対策の方法がありますので、まずはご相談ください。

 お庭は手がかかるものとは言え、草引きばかりに追われていてはせっかくのお庭も台無し。いろんな工夫でできるだけ手間のかからないお庭にしたいものです。

不快害虫という名のムシ?


 先日テレビを見ていて、ほぼ垂直の壁面をよじ登り、ダムのコンクリートをなめる野生のヤギの画像がありました。何をしていたかというと、危険をおかしてでも欠乏しているカルシウムを摂取するためだそうです。

マンションのコンクリートにもダンゴムシなどがくっついている事がありますが、それらも同じような理由かも知れないという見解でした。事実かどうか不明ですが。 

先日マンションの壁にダンゴムシ見たいなものが、たくさんついていて何とかして欲しいという連絡がありました。 

実際はダンゴムシではなく、似ている虫でワラジムシというのが出ておりました。

私たちは仕事上、植木を食害したりする害虫に消毒をする作業がありますが、実はアリ・ダンゴムシ・クモ・ヤスデなどは不快害虫と呼ばれ、使用している薬剤などでは対応しきれないムシになるのです。少し大げさかも知れませんが、あまりにも多くの不快害虫が発生した場合は、 ハチやカラスなどの対応と同じように専門の業者さんに依頼する事をお勧めします。

サクラの幹


いつものように、現調帰りに歩いていると、サクラの幹に苔がむしておりました。

普段なら気にならない、街路樹等の桜に良く見る風景のひとつだと思いますが、なぜか気になり写真をとりました。

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その趣は、一見、何かのアニメにあったような森の風景、将又そこだけ和の庭園にも見え、または苔庭を模したようにも見え、只々一時見とれておりました。

その意図のない自然な感じが、まさに美であろうと勝手に思うのでした。

 まさに、苔のむ~ぅす~ぅま~ぁで~。

 

てんとう虫のサンバ


まだ夏ではないというのに、夏のような暑さの今日この頃です。

新芽がどんどん増えていき、緑も色濃くなってきております。

そんな気候だからでしょうか、虫たちも徐々に活動し始めてきております。

本日、とあるお客様の植木を確認していた所、樹木に動く物体を確認したので、害虫かと思い目を凝らしてみるとなんと、テントウムシが…。

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頭の中に往年の名曲:『てんとう虫のサンバ』が流れてきました♪

あなたと私が夢の国~
  森の小さな教会で~
  結婚式をあげました~

虫たちも春の陽気に誘われ、浮かれているようです(笑)

色鮮やかな生垣


 

仕事柄、色々な生垣を目にしますが、この樹を利用した生垣は初めて見ました。

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ブラシの木と言って、名前のとおりブラシのような花が咲きます。

単独で植えられている事が多いので、これには意表を突かれました。

 

初夏のころ、鮮やかな赤色をよく目にしますが、白花もあるそうです。

オーストラリア原産で、日本には明治の頃に渡来、別名はハナマキ(花槇)で、

キンポウジュ(金宝樹)とも呼ばれています。

 

アジサイが咲き始めてました。


梅雨入りも間近で、うっとうしい時期になってきます。

そんな中、アジサイが色づき始めていました。

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雨の時期には似合いますよね。

最近は母の日から赤やピンクや複色の品種もたくさん出回ってますが、アジサイといえばやっぱり青色でしょうか。

梅雨に入ると、毎日、空模様をうかがいながら、雨降るの?降らないの?どっち?と質問したくなります。

仕事柄、降られると作業が滞って困りますが、降らないと植木も枯れてしまうので、とても悩ましいです。

そんな時はアジサイの花を眺めて心を休めたいと思います。

イロハモミジの実生


 

実生とは、種(もしくは実)が落ちてそのまま発芽したものを言います。鳥の糞や種が風で飛ばされたり、実際に生えている樹木の下から出てきたりとよく見受けられます。

私たちの仕事であるマンション様の植栽管理作業内では、後々に大きくなってしまい植栽計画で植えた樹木を邪魔してしまったりするために撤去してしまうことがほとんどです

Momiji

こちらは道端に生えていたものですが、中々しっかり生えていた為に育ててみることにしました。根が出てきたら植木鉢へ移そうと考えております。しっかり根付くと良いなぁ。