今年の夏、お客様より植木に害虫が発生しているとのご連絡を頂いたため、
現場に急行したのですが、ツバキが見事にチャドクガに丸坊主にされていました。
食べる葉がなくなったため下のハマヒサカキまで食害するほどの発生状況でした。
ここまで酷く食害されると樹勢が回復するか心配になりますが、その後の数回にわたる殺虫剤散布の甲斐あってか、11月にはかなりの回復をみせてくれました。
ツバキは一度の食害であれば、このように回復することも多いようです。
ただし、数回同じように食害されると枯れる可能性が高くなってきます。
毒毛によるかぶれ被害も心配されますので、やはり発生後すぐの対処が重要になります。
冬から初春にかけて美しい花を咲かせてくれるツバキ。上手につきあっていきたいですね。