ドウダンツツジ


今年の梅雨も明けたかと思うくらいの暑い日が続いております。人も草木も暑くなってくると、水分の補給が欠かせませんが、皆様、お庭の草木、植栽にも適宜お水遣りを。

植栽は我々と違い言葉を発しませんので、その様子を見て、適宜水やりする事は、これからの季節、非常に大切なものでございます。

閑話休題、今年の春に撮り収めていた写真を整理していて珍しいものをまた見つけたので、ご紹介させて頂きます。

樹高のほうは、1.5m程の割と大き目のドウダンツツジでしたが、陽のあたり方の違いか、片方のほうの枝には若葉と蕾がついているのに、もう片方の枝には新芽がついているのみです。

4月にご紹介したハナミズキと同じく、来年も同じような様相になるのか、確認できればと思いますが、またしても、それをちゃんと憶えているのか…怪しいものでございます(笑)。

梅雨の晴れ間


梅雨の晴れ間にトレッキング。
「南沢あじさい山~金比羅山(東京都あきる野市)」へ出かけてまいりました。
南沢あじさい山は地形を活かし立体的に植えられています。一万株のあじさいたちの競演はもう見事の一言。
今の形にでき上がるまで約半世紀もの時間を費やしているそうです。

金比羅山では、いまが盛りと山の花々も目を楽しませてくれました。
花の写真を撮るためにしゃがんだら、ぶーんぶーんとミツバチの羽音が元気です。
梅雨の晴れ間、虫たちも大忙しですね。


ウツボグサ


オオバシャノヒゲ


ヤマホタルブクロ

マタタビ


先月の話になりますが、車で山を走っておりましたら、何やら葉が白いものが眼の端に移り、しばらく走ったのですが、気になってUターンして戻りました。

走っていたので、何だ?ハンカチかなと思ったのですが、まさかこんなところに…。

やっぱり気になったので、車を止めて近くまでいって確認してみると。

マタタビです。

本当に不思議に白い葉で、一見病気かななんて思ってしまうほど。

これ、時期が来ると緑にもどるそうなんです。不思議です。

梅雨


やはりこの時期、梅雨ですね。しとしと、じめじめ。

毎年の話題で何度も書いておりますが、晴れでも、雨でも、この時期のアジサイは色鮮やかに咲いております。

梅雨が過ぎれば、今度は暑い夏がきます。

寒くなったり、暑くなったりですが、体調コントロール、崩さず行きたいところです。

この木なんの木


仕事中に珍しいシンボルツリーを見つけました。

この場所は、たまに素通りする場所なので、今までは一見して良くあるシマトネリコだと思い込んでいたのですがなんと、今日は赤い実がついています!

ん~見たことがあるのに木の名前が思いだせない。

しばらく悶々としましたが、正解は「ゲッキツ」でした。

本来は暖かい気候を好む木で、耐寒性はあまり無かったはずですが、温暖化の影響で、気候にあう樹種も変わりつつあるようですね。

それにしても、葉の雰囲気もいいし、実もかわいいし、ゲッキツのシンボルツリーも良いですね。

紫陽花


写真は先月のアジサイの様子です。
5月は、花がきれいに咲いていました。
今年は早いなぁ・・・と現場を見ていたらなんとアジサイだけでなく、サツキも、ビョウヤナギも、キョウチクトウも6月を待たずに満開を迎えていました・・・・。


五月の初めの方では、アジサイが虫に食われているとご相談があり緊急で消毒を行いました。
アジサイハバチは4月中旬から5月初旬に幼虫がアジサイの葉を食害し、穴だらけになることで発見されることが多いようです。
ここ数年で呼ばれることが多くなってきた気がします。
植木にトレンドがあるように、害虫にもトレンドがあるように感じます。
温暖化の影響もあるのでしょうか?開花時期のズレや害虫発生の時期なども年々変わっているように感じます。
既成の知識にとらわれてると時代に置いて行かれる。
伝統を守りながらも、変わりゆく時代にあったお庭のあり方、手入れの仕方も追及していきたいですね。

タカラダニ


タカラダニをご存知でしょうか。古いコンクリート地や手摺に多く見られる小さい赤い虫、体長は1mm程で4月頃から発生します。人を刺したりすることもなく特に人間への害はないとのことですが、ただ潰してしまって体液が肌等に触れると湿疹を生じる恐れはあるようです。不快害虫の対象となっており駆除方法は、熱湯で洗い流したり殺虫剤を散布する方法があるみたいです。タカラダニが卵を産み付けるのは、コンクリートの割れ目や隙間に多いようで、駆除も一度では難しそうです。まだ生態が不明なタカラダニ、詳しいことは分からいことが多いようです。

これからますます暑くなってきて、歩いている途中にベンチ等でひと休憩の時には、一度チェックしてから腰を掛けたほうが良さそうですね。