樹木支柱


時間が経ってくると、樹木と樹木用支柱とを結ぶシュロ縄が劣化してしまい、本来支柱としての効果が発揮されないまま放置されてしまっているものを良くみます。

支柱は、地面にそのまま埋まっているものですので、大体場合、杭の部分から腐食してしまいます。環境によって異なりますが、強度的には丸太で3年~5年、竹に場合は1年~3年ではないでしょうか。

それより先に、切れてしまうのが、シュロ縄と呼ばれるものですが、これは、木と支柱を繋ぎとめておく役目があり、また樹木が成長し幹が太くなると自然に切れるという役目もあります。ある程度の年数が経った樹木は、成長することで根がしっかりはり、幹も太くなってくるので、支柱無しで独立できるということで、本来は支柱の役目はここで終わり、取ってしまうということもあります。

ですが、最近の強風や大雪により、樹木だけでは立っていられない環境も多いようです。そのため、支柱を本来の目的年数以上に利用する場合があり、そういった場合は、既に切れてしまっている、シュロ縄による支柱への再繋ぎ留めが必要になります。

切れているシュロ縄のつなぎ留めをビニール紐などでやっている場合は、切れやすかったり、逆に切れないことで樹木を痛める場合がありますので、あらためて専用の物に替えていただくことをお奨め致します。

支柱の交換、または再繋ぎ留めのご相談がございましたら、お気軽にお問合せください。