ど根性シリーズ第3段は「ツバキ」です。
青々と葉をつけ、大きな蕾をたくさんぶらさげたこのツバキ、街路樹にもたれかかってかろうじで倒れずにいます。
根元を良く見てください。たぶん、ご近所の方が発泡スチロールのトロ箱に植えて育てていたのでしょう。今では、そのトロ箱も半壊状態。四角く締め固まった根が剥き出しになっています。それでも、元気(?)に活きています。
よく集合住宅や商業施設で、雨がかかりにくく日の差さない場所に植えられた樹木が枯れたり、風通しの悪い場所のツバキがチャドクガ(害虫)に食害されているのをみかけますが、それと比べるとイキイキしています。
ど根性ツバキは、かわいそうであるものの、デザイナーがかっこよくデザインし、造園会社が植えたツバキより元気かも知れませんね。如何に心して植木のレイアウトをデザインしないといけないかというお話しでした。
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