冬ごもりの樹木たち

そろそろお正月気分も抜けて普段の生活に戻っている頃でしょうか。この時期、関東はきれいな青空ですが、反対の日本海側は曇り空ばかり。実家が日本海側なのですが、年末年始の休暇で帰ったときは吹雪でした。

冬の時期に気をつけないといけないのが雪。水分を含んでいると大切な庭木の枝が重みで折れたり、幹が裂けたりして大変です。

そんな雪の対策をご紹介。まずは「雪吊り」。

Imgp0434この方法、始まったのは明治ぐらいからだそうで、もともとはヨーロッパから入ってきたリンゴ栽培で果実の重さから枝を守るための方法だったんですよ。有名なところといえば石川県金沢市の兼六園ですね。

寒さに弱い庭木を寒さからを守る「冬囲い」。

Imgp0438この写真はシュロを囲っているところ。本来は暖地系の植物において冬を乗り切るために行います。東京では、雪が降り積もる事が滅多になく、このような防寒対策を施すことも少なく、お目にかかりません。やはり所変われば、植木屋さんの仕事も変わりますね。

そろそろ「大寒」ですね、寒い時期が続きます。雪吊りや冬囲いが取れる頃になるまで、しばらくは庭木と同じく寒さを我慢するとしましょう。

植木のご相談なら小杉造園株式会社


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