自然との共生

自宅前の公園の30m以上あるポプラが半分くらいに切られちゃいました。

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私としては、お気に入りのポプラで部屋の窓から優雅に風になびく大きな枝が青空に映えて、眺めているととても気持ちのいい風景でした。それが、去年の夏の猛烈な風台風で、同じ公園内にある20mにもなるヒマラヤスギが根元から折れて倒れ、危険と判断されたのでしょう・・・。同じ公園内の大木はみんな数日ですっかり枝は切り落とされ、見るも無残な姿に。

幸いヒマラヤスギの倒木は人気のない真夜中のことで、被害は滑り台が壊れるだけですみました。しかし、反対側に倒れていたら民家もあるので、大変なことになっていたでしょう。自然の脅威を感じました。
とはいえ、自然の力で大木が姿を消すことにあまり違和感は感じませんでしたが、何十年もかけてあそこまで育まれた大木が、人の手によりあっけなく一夜にして見るも無残な姿になってしまうのは、これでいいのだろうかとふと考えさせられます。

この夏まで毎年のように心地よい木陰を提供し、青空に映える壮大な緑を風に揺られながら見せてくれていた大木は、今度いつ私たちに同じような姿を見せてくれるのでしょう。公園で日向ぼっこをしている地元のご老人はもう生きてるうちにはあの勇壮な姿は拝めないね。と寂しそうにおっしゃっていました。Img_0396
自然とかかわる仕事に従事するものとして、自然との上手な共生は今後も大きな課題だと実感させられました。

植木手入のご相談なら小杉造園株式会社


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