トゲトゲ

クズ、ヤブガラシ、ヘクソカズラなどのつる性植物、スギナ、セイタカアワダチソウなどのしつこい多年生雑草やドクダミなどの臭うもの、ヌスビトハギ、センダングサなどのひっつき虫などなど、植木屋にとって天敵とも言える草はたくさんありますが、その中でも遭遇すると思わず声をあげてしまう草と言えば、今回ご紹介するアザミだと思います。

どこでも見かける「アメリカオニアザミ」、とにかくトゲが鋭く、薄手のゴム手袋くらいなら貫通してきます。要注意外来生物ということもあり、何かの人気漫画ではないですが「駆逐してやる…!」と心の中で叫びながらうっかりおもいっきり掴み、トゲが刺さって痛い目をみるということもあったりします。

そんなアザミですが、キク科というともありお花は思いのほか綺麗なものです。先日高尾山の付近を歩いていたのですが、山の中ではいろいろなアザミに出会うことができました。アザミの仲間は日本だけで100種類以上あるらしく、ゆっくりと色々なアザミを眺めていると、可愛らしく思えてきました。

赤いストラップが写りこんでいるアザミが「ノハラアザミ」、葉に美しい模様の入ったアザミが「アズマヤマアザミ」とのことです。


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