灯篭のお勉強

こんにちは。

なかなか余震が収まらない中、東京のサクラも散ってきてしまいました。今年はサクラが咲いてもいまいち盛り上がらなかった感じがするのは私だけでしたでしょうか?

Img_2233さて、そんな中、造園の知識を深めるため、今回は石灯籠の歴史や種類について勉強してきました。場所は文京区にある護国寺。多くの著名人の墓所があります。(山県有朋とか大隈重信とか)そこに実業家で茶人でもある高橋箒安(そうあん)が大正11年に全国各地の有名な灯籠の模刻品(20基)を寄進しています。

本物とは似ても似つかないものや、模刻品はあるけれど、本物がわからなくなったものなども多々あるそうですが、一ヶ所で数がそろって見る事が出来る場所もないそうです。ご多分にもれず、3月の地震で倒壊しているものが多数ありました。Img_2234Img_2237

それぞれ比較してみると違いがあって勉強になりました。(時代が下るごとに傘の部分のそりが強くなるなど)一言に灯籠といっても調べてみると面白いですね。知らないことはたくさんあるな、と実感しました。今度は模刻品でなく本物を見に現地に行きたくなりました。

(地震の時にはくれぐれも灯籠に近づかないように気をつけましょう。)


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