接道緑化は重要

特にマンションや公共施設のような大型建築では接道部の緑化って大切ですよね。

接道部における緑の量が、その建物の印象を大きく左右すると思います。多ければ良いとはいいませんが、フェンスやブロックより生垣、生垣にも下草を添える方が、更には思い切って緑地帯を設ける方が居住環境として、不特定多数が利用する施設として印象が高まりますよね。

もちろん経済効率を高めるため、土地の高度利用を図るため、目一杯敷地を有効活用することは必要ですが、法令で定められた緑化義務でも最も効果の高い位置へ緑地を配したいものです。「経済的にペイできるボリュームの建物を配置した結果、残ったエリアを緑地にします」では、あまりに寂しすぎます。

写真は歩道状空地があり、更に奥行き2.0メートル程度の緑地を取った事例です。特別な樹木は植わっていませんが、とても緑環境豊かな印象を受けませんか?

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遮蔽フェンスや生垣を設けなくても十分に1階住戸のプライバシーも守られています。これで道行く人からの見え方にもっと配慮した樹種選定と配置がなされていたら、更に雰囲気が高まると思うのですが、皆さん、どうお感じになりますか?

小杉造園のホームページはこちらから http://kosugi-zohen.co.jp


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