倒木復旧

すっかり秋めいてきて、風邪なども流行り始めているこの頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?先日、紅葉を見られるかなと丹沢に行ってまいりましたが、9月21日の台風によって落葉樹の葉が傷ついたり、飛ばされてしまったりで、北側や風の当たりにくい谷の斜面に点々と見られる程度でした。残念!
その台風からもう一ヶ月半近く経ちますが、いまだに台風によって倒れた樹木の復旧が継続中です。震災同様、台風が通過したのは数時間に過ぎなかったのに、その威力の大変さを感じながらの作業が続いております。自然の力にはかないません。まぁお手上げですヨ!Photo_2
上の写真は、そんな自然の猛威によって、まとめて倒れてしまった生垣の復旧作業になります。生垣はプライベートな空間を作り出すために植栽されますが、意外と手間がかかるのが支柱の交換です。
塀の形状を保つため、倒れにくくするために布掛支柱と呼ばれる支柱を設置しますが、今回のように倒れてしまった樹木を元に戻すのにも、支柱の交換が必要です。丸太の柱を1間(1.8m)毎に据付けて、横に竹を通して柱に固定、最後に竹に樹木を結わいつけて、傾斜を復旧します。生垣は樹木が列植されたものですので、本数が多く、一本一本を竹と結束していくため時間がかかります。下の写真はちょっと遠くてわかりにくいのですが、その結束の作業中です。地味な作業ですが、生垣を生垣として保つためにはとても重要な作業になります。Photo
まだまだ台風被害の復旧作業は続きそうですが、早く元に戻せるよう、一つ一つを丁寧に行っていきたいと思う今日この頃。にしても今年の紅葉は本当に残念!仕方ないので、今年の秋は食欲の秋に変更して楽しみたいと思います!皆様も素敵な秋をお過ごしください!

植木の点検は小杉造園株式会社へご相談ください


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