月日は百代の過客

「月日は百代の過客にして、行きかふ年も旅人なり」松尾芭蕉【奥の細道】ですね。

Basho_4 たまたま出先で、芭蕉の像を見かけたので今日の話題はこの一句となりました。

  芭蕉が奥の細道を記す旅に出たのが元禄2年(1689)春。江戸深川の採茶案(さいとあん)から舟に乗り、千住で舟を下りる際、「行く春や、鳥鳴き魚の目は涙」と詠んだそうです。

さて、写真の像は清澄公園の脇にあったのですが、こちらの公園もお楽しみください。今はウメ、これからはサクラ、サツキ、ツツジと春の花々を楽しめる季節になります。

江戸の豪商 紀伊国屋文左衛門の屋敷跡と伝えられていますが、明治に岩崎弥太郎(三井財閥創業者)が買取り、保養所として作庭したそうです。見学する時間がなくて庭園の写真がありません・・・ごめんなさい。泉水、築山、枯山水からなる回遊式林泉庭園ですのでお近くにお出かけの際は、どうかお楽しみください。お茶ぐらい飲めるのかな?


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