11月も後半に入り、朝晩の冷え込みも厳しくなり、布団から出るのが億劫になる冬の到来を感じる今日この頃です。
柿の木にもたわわに果実がついているのをよく見かけます。
題名にある、『木守りの柿』という言葉をご存知ですか?
果実の木の実を全て取り入れてしまわず、一つだけ残す風習が昔からあって、最後に残した実のことを木守りと呼びます。
来年もまた沢山の実をつけてくれるようにという願いを込めた風習と言われております。
最近ではこのような風習を知らない人が増えてきているのかなと思われますが、こういった伝統や風習は後世に残していきたいものですね。
弊社横浜営業所の近くにある柿の木も、果実の収穫をされていましたが、収穫後に見てみると一つだけではなく多くの実が残されておりました。
収穫されていたご老人にお話しを伺うと、一つだけではなく、これ位残してあげれば野鳥たちも甘く実った柿の実をお腹一杯食べられるからとの事でした。
自分の事だけではなく、周囲の生き物にまで気を使う精神も、日本人らしい素晴らしい事であり、今後も忘れずに大切にしていきたい文化だと感じ入りました。
ここ数日のブログ。
とても癒やされます。
くちこは、心が狭いので、イチジクにもフェイジョアにも網を掛けています。
でも、柿だったら、どうぞ!
落黄って言うんだ。。。
我が家は、銀杏を山のように夫が採ってきて干しています。